なお、フライトでは気球型宇宙船「Spaceship Neptune※」1艇を貸し切り、グループ代表の熊谷正寿氏を含めた合計8名での搭乗を2024年に予定しているという。
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※Spaceship Neptune:スペースバルーン、予備降下システム、ネプチューンカプセルで構成。また、再生可能な水素を燃料とするSpaceBalloonによって宇宙へと運ばれ、ロケットを使わないため、二酸化炭素の排出もない。時速12マイルでゆっくり上昇し、高度100,000フィート(約3万メートル)に達する。
GMOインターネットグループでは、空を産業の"最後のフロンティア"と捉え、経済産業省・国土交通省主催の「空の移動革命に向けた官民協議会」に参画するなど「空の移動革命」の実現に向けて各種セキュリティ技術の開発・提供を行ってきたという。
さらに、大阪・関西万博でのeVTOL実用化に向けて協議会内で発足した「大阪・関西万博×空飛ぶクルマ実装タスクフォース」にも参画し、産官学構成員とともにeVTOL活用のコンセプトや運用計画策定等の具現化を図るべく検討を進めているとしている。
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また、GMOインターネットグループのグループ代表である熊谷氏は、かねてより空に大きな夢を抱き、ヘリコプターと飛行機の操縦免許を有するなど、"日本で最も空に精通する経営者"を目指してきたという。
これらのことから、GMOインターネットグループ全体として「空」や「宇宙空間」へと広がるビジネスの舞台を体感し、次世代エアモビリティの最先端技術革新につなげるべく、この度のフライトを決断したとしている。
GMOインターネットグループは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社および同社の連結企業群であるGMOグローバルサイン株式会社を中心として、ドローンや「空飛ぶクルマ」の通信の暗号化をはじめとする通信セキュリティ技術や電子認証技術を提供している。
また、国内最大規模のホワイトハッカーを組織するサイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニーである、GMOサイバーセキュリティ byイエラエでは、「GMOサイバーセキュリティ for Drone/eVTOL」を提供し、セキュリティの専門家がデバイス、通信、クラウドの脆弱性診断を行うなど安全・安心な空飛ぶクルマ社会の実現を支援しているという。
このように、GMOインターネットグループでは、グループをあげて将来的な「空飛ぶクルマ」の自動飛行・遠隔操縦の社会実装に向け、セキュリティ対策技術のさらなる開発に取り組み空の安全を守り次世代モビリティ産業の成長に貢献していくとしている。