一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構は、2022年度ロボコン学生チーム支援制度(STEP2022)の支援チームを公募に基づき選出。機構外部の審査員も交えた審査の結果、14チームへ支援を実施する。
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ロボコン学生チーム支援制度(Scramble robocon Team Encouragement Program:STEP)は、ロボットコンテスト(ロボコン)を人材育成の場として活用し様々なロボコンに出場する学生・子ども達を支援している。本機構では、ロボコンに出場する学生・子ども達のチームを全国から広く公募を行い、選出したチームに対し希望する物品最大10万円分を助成する。
本事業担当者によると、3年目となる今年度は過去最高となる27件の応募があったという。その中から、中学生から大学生、ロボコン出場経験が無い新興から伝統チームまで、様々な競技に出場する14チームを選出した。採択チームは以下の通り。また各チームの詳細は一般社団法人 次世代ロボットエンジニア支援機構公式サイトに掲載されている。
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- 「Robo+ism」(横国大)
- 「FROM THE EARTH 12th CanSat Project」(東北大)
- 「ST」(大垣市立西部中)
- 「DERC CanSatプロジェクト」(同志社大)
- 「同志社ロボット研究会」(同志社大)
- 「ロボメカ工房NHKロボコン部隊」(電気通信大)
- 「電工研ロボットプロジェクト」(慶應志木高)
- 「Robohan」(大阪大)
- 「白木菟ロボティクス」(慶應大)
- 「神戸高専ロボット工学研究会NHKロボコンチーム」(神戸高専)
- 「Set toys」(群馬高専)
- 「岐阜大学ロボコンサークル」(岐阜大)
- 「Singularity」(N高ほか連合)
- 「明石高専ロボット工学研究部」(明石高専)
本機構事業担当者コメント
採択チームの皆様の活躍に僅かでも貢献させて頂きますことを大変光栄に存じます。本事業も3年目に入りましたが、今年度は過去最高となる27件の応募がありました。また各チームが出場を目指す競技も20種類余りに上りました。ご応募ありがとうございました。
ご応募頂いた申請書はどれも完成度が高く、審査員一同、時には感心しながら申請書を拝読しました。各チームとも新型コロナウイルス感染症の影響下での活動は3年目に入るところ、行動制限は徐々に緩和される中でも、チームメンバーの減少やノウハウの喪失に苦慮しているチームが多い印象を受けております。それらを含めたチームの課題を広く分析し、日々対応を行っていることがよく伝わってきました。また、チーム課題の分析から支援の必要性までを一連のストーリーとしてわかりやすく表現してくださったチームも多くいらっしゃいました。
審査員一同、もっと多くのチームを支援したいと考えながらも、今回はその中から優れた申請書を提出した14チームを選出いたしました。結果的には、中学生チームから大学生チーム、伝統チームからまだロボコン出場経験が無い新興チームまで、様々なチームを支援できる運びとなりました。各チームが自分たちの特色を丁寧に申請書に表してくださった結果と感じています。ありがとうございました。
申請書からも多くのチームが様々な課題を抱えていることを改めて認識し、弊機構では本事業も含め、引き続き多方面からの支援を実施して参ります。