いまやドローンといえばDJI。そのDJIから昨年12月中旬に発売された小型3軸ジンバル搭載カメラがOsmo Pocketです。
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Osmo Pocketのカメラ部はまるでDJIのドローンから一部を引っ張り出したようで、DJI製品であることを強く印象づけてくれます。
そんなOsmo Pocketですが、発売からはや二ヶ月が過ぎ、多くの人が手に入れ、OsmoPocketで撮影された映像もYouTubeなどの動画共有サイトに数多くアップされています。さてそこで今回はわたしもこのOsmo Pocketで撮影した映像を紹介したいと思いますが、普通の映像では面白くありませんので Osmo Pocketだからこそ撮れるという映像を紹介します。まずはOsmo Pocketで撮影した4つのシーンをまとめた映像を御覧ください。
最初の2本がタイムラプス、後の2本はモーションラプスといわれる方法で撮影しています。タイムラプス、モーションラプスってお聞きになったことあるでしょうか?タイムラプスとは長時間に渡って撮影した複数枚の静止画写真を、連続再生した映像です。普段なら ゆっくりとして動きを感じられない雲が、早回しのおかげでダイナミックな動きであることを再認識させられます。また空港では機体や作業する人たちが動き回るっている姿を面白く表現してくれます。
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3本目と4本目はモーションラプスという方法で撮影しました、タイムラプスがOsmoPocketのカメラ部分を固定して撮影するのに対して、モーションラプスは、カメラ部が時間とともにゆっくり動きながら撮影します。カメラが動くことにより対象物の動きに加えて、より広がりを表現できるのが特徴です。
Osmo Pocketにはこの2つの撮影機能が標準装備していますので、誰でも簡単に撮影を楽しむことが可能です。これまでもタイムラプスを撮影できるカメラはたくさんありましたが、モーションラプスがここまで簡単に撮れるようになったのは、この特徴的なジンバルのおかげだと言えます。
Osmo Pocketには付属マニュアルがありませんので、撮影方法を説明する動画をまとめてみましたので御覧ください。
下の動画中、前半は Osmo Pocket単体で撮影する方法、後半は iPhoneをOsmo Pocketに装着してより細かく設定しながら撮影する方法を解説しています。
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タイムラプスとモーションラプス撮影解説
いかがだったでしょうか。Osmo Pocketは撮影データを本体に挿入したMicroSDカードに保存してくれます。しかも撮影したタイムラプスやモーションラプスは、撮影後にOsmo Pocket内で自動的に 1080P(FHD)サイズの動画ファイルにして保存してくれます。さらにデータを動画編集アプリで加工したいというユーザのために、MicroSDカードのTimelapseディレクトリに4KサイズのJPGファイルを保存出来ます。
これにより AdobeLightRoomなどを使って編集することで、よりハイレベルなタイムラプスやモーションラプスに仕上げることも可能です。同じDJI社のドローン Mavic 2 ProにもHyperlapseという今回紹介したタイムラプスやモーションラプスと同様な機能があるのですが、これはオリジナルファイルをJPGではなくRAWで保存してくれます。
将来 Firmware Updateで Osmo Pocketも Mavic2同様にRAW保存可能になれば、編集の幅が広がるのになぁと密かに願っています。