株式会社CLUEの発表によると、西アフリカ・ガーナで資源庁や現地の国会議員と連携して金の違法採掘の撲滅を進めていくという。ガーナでは金の違法採掘から発生する自然破壊と水銀での公害が大きな社会問題となっており、ドローンのソフトウェア開発企業であるCLUEは、ドローンを使用してこれらの問題を解決していく。
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違法採掘は、採掘現場や違法採掘者が住居とするキャンプを直接発見できれば取り締まりが可能だが、飛行機の場合は高度が高すぎて発見が難しく、ヘリコプターは費用がかかり継続して利用することが困難だという。
一方ドローンは上空から写真撮影が可能で、さらに位置情報が付いているため違法採掘現場も容易に特定が行えるほか、ヘリコプターなどと比較して低価格で確実に違法採掘を見つけられる。ガーナ政府は2017年に違法採掘に向けた方針を発表し、違法採掘を国家における重大な社会問題と位置づけ、ドローンを使用して違法採掘の発見を目指すとしている。
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▶CLUE