スタンダードムーブ株式会社代表取締役ボー・リタリック氏(左)、伊尾木浩二氏
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スタンダードムーブ株式会社は、2016年10月17日、世界最大の最大積載量を誇るVTOL(垂直離着陸できる航空機)「JumpJet X(ジャンプジェットエックス)」のテスト飛行を行ったことを発表した。スタンダードムーブ株式会社は、2013年よりドローン製造に精通した伊尾木浩二氏と共同開発で、3年の歳月をかけてJumpJet Xを開発した。
伊尾木氏:今回、開発しているドローンは、高出力の推力を利用するこれまでの電動モデルと全く違ったコンセプトの開発となります。高出力になればペイロード(最大積載量)も大きくでき、さらに開発が進めば移動速度も上げられる可能性があります。この可能性を追求した斬新なモデルといえるでしょう。
開発に当たり、デザインディレクターにはイタリア人以外で初めてフェラーリのデザインを手がけ、新幹線のデザインも手がける工業デザイナーの奥山清行氏が原型の構想図を制作。内外設計代表取締役の白石光修氏がエアフレームとジェットエンジンのマウント構造を手がけた。
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テスト飛行は、群馬県長野原町にて自治体の協力を得て行っており、長野原町町長の萩原睦男氏は以下のうようにコメントしている。
このJump Jet Xは、実用化されれば各種災害等への対応に活用され、大きな効果を生み出すことが期待できますので、応援しています。
JumpJet X