現在、ドローンを飛ばしてはいけない区域の規制は「飛行禁止区域」(ジオフェンシング)によって実現されている。特に、空港、スタジアム、そして政府関係の建物の上や周囲は、真面目に取り組まれるべき重大なテーマである。こうした中で、Openworks社は、「SkyWall100 Drone Defence System」を発表することで、セキュリティーを次のレベルへと進化させようとしている。 まるで軍事用デバイスの様な名前だが、搭載されているテクノロジーは実際にそれに近い。圧縮ガスランチャーを用いた高性能な投射を通して、「ドローンを捕獲し資産を保護する」ことを目的としている。
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SkyWall100は、ドローンによる脅威に備えるための費用効果の高い方法を提供する。市内におけるドローン災害に特化して開発されたSkyWallは、最適な対処を行い、ドローンを物理的に捕獲し地上へ安全に下ろすことを可能にする。
とOpenworks社は説明する。
同デバイスは「Smart Scope」で空をスキャンし、ドローンの射程距離情報を得る。そして機体にロックオンし、発射を計算する。発射後に拡大するネットを搭載した投射物が、まるで蜘蛛の巣のように機体を空から引きずり落とす。その後機体をパラシュートで地上に下ろすことで、捜査までのダメージを最小限に抑える。
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SkyWall100は年末の「ローンチ」を目指しているとのことだ。