InterDroenでも出展していたEMAXのNighthawk Pro 280
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DRONE.jpでも密かに応援しているFPVレース。この競技が今熱い!是非ともまず下記の動画をご覧頂きたい。
さて、それでは本題に入ろう。競技に向けたバッテリーやモーターの開発が盛んになってきていることを踏まえると、これらの技術が適用され始めるのも時間の問題であろう。たった一つのバッテリーで大きな建物の周りを旋回し屋根をリアルタイムに点検することができるのである。機体は小さく軽いため、持ち運びも簡単で、とにかく実用的なのである。フレームサイズが250mm~280mmで自動飛行機能を備えたものはまだ少ないが、これも直に変わっていくだろう。日本ではそのまま飛行させる事は電波法等の問題があるため難しい。今回は、FPVレースに使用されるドローンとはどういう物なのか?と言う視点でEMAX Nighthawk Pro 280を取り上げたい。
さて、EMAX Nighthawk Pro 280である。設計の質が高く、ケーブルのカバーや防水レイヤーまで、ディテールに凝っている。ARFモデルは196ドルで販売されており、ready-to-flyモデルはトランスミッターも付いて258ドルである。
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本体正面から説明しよう。スタンダードな1/3インチの700 line CMOSカメラがフレームに守られており、その後ろにはレシーバーを備え付けるために広いスペースがとられている。NazeベースのSkyline32コントロールボードはメインフレームにボルトで止められており、前述の防水レイヤーで覆われている。濡れた芝生の上等に頻繁に置かれることを考えると、これは大きな利点である。同じボードには4つの12Amp BLHeli Oneshot スピードコントローラーが付いている。
セットアップについては、HPI GuyがYoutubeに素晴らしい解説動画をあげているため、そちらを参照されたい。
カーボン/ファイバーグラス製のアームにはEMAX 2204 2300 kVモーターと6045プロペラが付いている。モーターは16ドルで追加購入することができ、頑丈なプラスチックで作られている。Nighthawkの飛行に慣れてきたら、今度はモーターの傾斜マウントを付けてみよう。この部品をつけることでカメラを傾けることなく加速することができる。レシーバーは、フライトコントローラーのコネクター部分にケーブルで接続する。セットアップの解説ビデオに従えば、Chromeブラウザで専用サイトにとびNighthawkをUSB経由でコンピュータに接続できる。バッテリーは上部に位置し、ベルクロテープとストラップで固定されている。XTパワーコネクタの後ろには5.8GHzのビデオTXが置かれている。こちらは20mWと200mWに変更可能で、偏光クローバー型アンテナも付属されている。
後部には明るいLEDライトが付いているが、積載量を少しでも減らすために外すことを考慮しても良いかもしれない。LEDとFPV TXは共にメインボードに付いているスイッチで制御することができる。不満点としてあげられるのは、メインボードにハンダ付けされているXT-60 のメスコネクタである。メインボードから上部の穴までを繋ぐこのケーブルには大きな負荷がかかるが、縦方向の動きを抑制するように作られているのかが不明であり、仮にハンダ付けされているとすれば、飛行中にハンダが外れる可能性がある。また、OSD(オンスクリーンディスプレイ)もあれば更に良かったと感じる。
EMAX社が公開している詳しい仕様は以下の通り。
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主な特徴
その他の仕様
(※EMAX HPより)
※ご注意:そのままの仕様では日本での飛行はできません。商品の紹介のみとなります。