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自動航行運用のハードルを下げたSkydio 2+とDockの組み合わせも、STARLINKを組み合わせれば、電波の届かないところや遠隔での運用が可能となる。STARLINKは、下りの通信速度が40〜220Mbps(周辺環境による)ととても高速で、動画の伝送にも活用が可能だという。
Matrice 30(Dock版)を運用可能な DJI DOCK も展示されていた。今年は他社ブースでもDockの展示が多数見られ、ドローンのDock運用の拡大が見込まれる年となりそうだ。
DJI DOCK は開閉デモンストレーションも行われており、警告音とともにMatrice 30が格納されていった。格納後のDJI DOCKはとてもコンパクトなのが印象的だ(写真は格納直前の状態)。
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小型のACSL SOTEN、Parrot ANAFI AI といった機種も4G LTEパッケージに対応(SOTENは23年8月対応予定)。
4G LTEパッケージは物流専用ドローンACSL AirTruck も対応。ほかにも、現状はPRODRONE PD6B-Type3やDOCK運用のG6.0&NESTにも対応しているが、PRODRONE PD4B-MやDJI Matrice 350 RTK などにも対応調整中だ。
中でも中型汎用機のPRODRONE PD4B-Mは水上着水もでき、ペイロードも最大10kgと大きいためLiDARを搭載して測量したり、荷物を積んで物流に役立てたり、いろいろな用途に活用できるので4G LTEパッケージに対応することで活躍の場がさらに広がりそうだ。
これまでの 4G LTEだけでなく、急速に普及を見せるSTARLINKとの連携など、通信会社を母体に持つ強みを最大限に活かしたソリューションはほかにはないものだ。今年のドローン業界はこれまで以上に通信会社の担う役割が大きくなるだろう。