2020年12月24日クリスマスイブ、我が家の通信環境は5G化しました。
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どういう意味?と思われるでしょう。実は半年ほど前に引っ越した家が古すぎて高速通信回線が引き込めず、ずっと6Mの超低速回線で我慢していました。
ところがHKテレコムという日本のNTTに相当する企業が5Gネットワークを使ったブロードバンドサービス(データ無制限)を開始したと聞き、早速契約、その日を境に我が家の通信環境が劇的に向上したということなのです。
これでもうファームウェアやアプリのアップデートでMavicを事務所に持ち込まなくてよくなったのです、快適なネット環境は精神を豊かにしますね。
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そんなアップデートどんとこいという気分満載の年の瀬、DJI Flyアプリの大きなアップデート(V1.2.2)がありました。合わせてDJI Mini 2やMavic Air 2の機体ファームウェアアップデートも降ってきましたが、高速5G回線のお陰で全てあっという間に完了しました。
DJI Fly App1.2.2で機体位置表示システムが大きく変わった
アップデート後、DJI Fly Appをスタートしてまず驚いたのが画面中央下部にあるはずの機体と送信機の相対位置表示がなくなっていることでした。
機体と自分との相対位置が把握しやすく、拡張Wi-Fiで通信が切れやすかった初代Mavic Miniでは特に機体に向き合う必要があったのでこの表示部分には注意を払っていました。
中央下には表示が無くなってしまったのですが、その代わりに地図の一部をタップするとこれまで以上に豊富な機体位置やホームポジション情報を表示してくれることに気が付きました。
次にこの表示システムについて動画にまとめてみましたのでご覧ください。
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※DJI Mini 2を購入後、初フライトの友人にシステムを説明しているところ動画にしました
DJI Mini 2やMavic Air 2は通信システムがOcuSync2.0になり、初代Mavic Miniの拡張Wi-Fiに比べて通信安定性が向上し、以前のようには機体と送信機の位置関係を気にする必要が無くなってきたと感じます。
話は変わりますが2016年に中国・深センにあるドローン企業MMCを訪問したときに数時間飛行可能な水素エンジンドローンを見学しました。昨年、このMMCが10時間以上飛べるドローンの開発に成功したとの報道をみました。
2016年水素エンジン搭載ドローン飛行デモの様子
アメリカではアマゾンが配送にドローンを使うテストを実施しています。また通信事業者はドローンと送信機間の通信に5G通信を使うことを計画しています。このような5G時代のドローンでは操縦者が別の場所にあるドローンを離陸させ、操縦し、ホームポイントではなく新しい目的地に向かうということができるようになると考えます。
今回の表示方法の変更は将来の5Gドローン化を見据えた進化というのは考え過ぎでしょうか。