アロハ!ハワイ在住のクリエイティブ・ディレクター、長澤宏樹です。ご好評いただきました、[ハワイ ドローン観光案内]Vol.09 ハワイ空撮名所素材詰め合わせの無料ダウンロード期間を終了しました。最近、ハワイの各所にて4K素材映像を撮りため始めましたので、またタイミングを見て公開したいと思います。お楽しみに~。
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さて、こちらハワイでは、学生たちは(5月末時点で)早くも夏休みに突入しました。「えっ!もう?早くない!?」そう思いますよねー?そうなんです。ハワイの学校の夏休みのスタートは、アメリカ本土の学校と比べ、1ヶ月ほど早いんです。アメリカ本土の学校の夏休みが6月中頃から8月終わりまでのところが多いのに対して、ハワイの学校の夏休みは、5月の終わり頃から7月末まで、という学校が多いのです。そんなこともあり、6~7月は地元のローカルキッズたちが一気に解放され、どこにいっても学生で賑わっています。「ハワイのすいている海で、のんびりサーフィンしたい」。そんなことを考えている方にとっては、やや騒がしい時期なので、ちょっとズラした方がいいかもしれませんね。
朝からサンディビーチは、ローカルキッズでいっぱい
夏休みに入ると我が家も同じ。朝から体力持て余しキッズ3人に囲まれ、うるさいことうるさいこと。仕事なんて全然手につきませんなー(汗)。しょうがない。そんな時は開き直って、キッズを連れて遊びにでかけちゃうしかない(キリッ!)。
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ということで、今日ご紹介するのは、我が家でよく遊びに行く「ベイビー・マカプー」というビーチ。観光案内には載らない、子連れファミリーにおすすめの、超ローカルビーチです。
Tide poolでリラックスするもよし、釣りをするもよし。波がある日は子供達とサーフィンもできちゃうんですよ。ドローンと4K映像を組み合わせて、ハワイドローン観光案内映像を作ったので、こちらからご覧ください。
ハワイドローン観光案内 Baby Makapu’u
このビーチでは子供たちの体力を発散させつつ、大黒柱としてのもう一つの仕事にとりかかります。それは、豊富な海の幸をいただくための食料調達!釣り&突きです!笑!
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ハワイにはカラフルな魚がいっぱい
実はハワイでは、日本のように新鮮な海の幸がそう簡単には手に入りません。スーパーで売っているものは、刺身では食べられないものがほとんどですし、新鮮なものを求めてレストランにいくと、そこは思いっきり観光プライス。日本と同じクオリティを求めると、だいたい2~3倍の料金がかかってしまいます。しかもチップもあるしね…。
この難問を乗り越えるためは、やっぱり自分でどうにか調達するしかない!わけなんです!!ハワイ在住4年、釣ったり、海に潜って突いたりと、サバイバル能力が少しずつ身についてきました(笑)。
ということで、最後に、今回も超独断でランキングいってみましょう~。
題して、「ハワイ ドローン観光案内独断!これだけは抑えておきたい、ハワイの“人気の”魚トップ5」!
これだけは抑えておきたい、ハワイの“人気の”魚トップ5!
その1 フムフムヌクヌクアプアア – Humuhumunukunukuapua’a
写真 Wikipediaより引用
まずは、おさえておきたい王道ハワイの魚といえばやっぱりフムフムヌクヌクアプアア。ハワイ州の州魚に認定されている魚で、日本語名はタスキモンガラ。残念ながら食料としては魅力なし。皮が硬く調理には向いていないし、そもそも州魚なので、イメージ的なことから食べる人は少ない魚です。でも、見た目は可愛いお茶目な魚なのでランクインです。
その2 パピオ、ウルア – Papio, Ulua
写真 Wikipediaより引用
ハワイでこの2つを知らない人はいない!ウルアとは、いわゆるGTと呼ばれるロウニンアジのハワイ名。成魚になると180cm、80kgにも達すると言う巨体と引きの強さから釣りの対象としてもとても人気のある魚です。ウルアのステッカーを何枚も貼っている車をよく見かけるほど、ハワイでも。その人気は絶大!そしてこのウルアの稚魚がパピオ。日本名でシマアジ。ハワイの近海でもよく釣れる魚ですが、釣り上げてもいい規定サイズ10インチ(約30cm)を越えるのがなかなかどうして難しい(苦笑)。味は日本のアジよりも少し淡白でとーってもおいしいんですよ。
その3 タコ – Tako
ハワイっぽい、というわけではありませんが(笑)、タコはハワイでは人気の食材のひとつなのです。頭から足先までのフルウェットにスピアという本格的な出で立ちでタコを突きに沖へ出て行くローカルの姿をよく見かけます。先日はライフセーバーが突いたタコを3匹も木にぶら下げていましたよ。なんと、ハワイでは、タコを“TAKO”って言うんです!日系が多く住むハワイならではなのでしょうね。
その4 オイオ — o’io
和名ソトイワシ。フライフィッシングに人気のターゲット。骨がたくさんあるのでボーンフィッシュとも呼ばれています。魚の肉が極端に柔らかく、普通にさばくのは不可能なので、尻尾を切った上でローラーで上から潰していって、チューブのように中身を出すという方法をとります。出て来た身はつみれなどにして食べるのが一般的。味はと言えば、イワシのつみれを少し泥臭くしたような感じかな。ショウガを入れてつみれ汁にすればおいしくいただけますよ。
その5 ハリセンボン
そうです。あの水族館で見かける、怒るとトゲトゲの体を膨らませるあのハリセンボンです。泳いでいるときはもちろん怒っていないので膨らんでいません。フグに似ていますが、ハリセンボンは針でその身を守るので毒もなく、実は食べてもおいしい魚なんです。ハワイでは食べる習慣はないので、釣り上げたものを持ち帰ろうとすると「食べられるのか!?」と驚かれますが、オススメなのが沖縄では有名な“アバサー汁”。皮だけはいで肝と浮き袋も加えて入れて煮込んでいただくと、独特な出汁が出ていておいしい!コラーゲンもたっぷりだそうなので、美肌にも効果的かもしれませんねー。
ということで、サバイバル目線アリの超独断トップ5お届けしました~。さて、最後におまけ映像です。ドローンを使った釣り映像。こんなことも将来やっていきたいなー、と!
ハワイドローン観光局、次回はどこからお届けしようかな(笑)。またお会いしましょう~!マハロ!
長澤宏樹の初著書 「思いが伝わる!心を動かす!アイデアを「カタチ」にする技術」がアマゾンにて販売中!選ばれる企画をつくるにはどうすれば良いのか。博報堂グループで数々の実績を上げてきたクリエイティブ・ディレクターの著者が、企画のつくり方について、解説している一冊(Kindle版も同時発売中)。