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DELIVERYは、本年1月に発生した能登半島地震の被災地で孤立集落に医療物資輸送を行っており、災害被災地での活動は2回目となる。
具体的には、NEXT DELIVERY運航チームが、9月24日に、ドローン関係事業者として最も早く現地に合流し、新スマート物流SkyHubでドローン配送を日常的に運用している山梨県小菅村と石川県小松市より1台ずつ計2台の物流専用ドローンAirTruckを持ちこんだ。
現地ではJUIDAや自衛隊と連携し、物資輸送が必要な孤立集落やルート、需要の確認を行い、フライトテストを実施後、27日には輪島市下山町の孤立した集会所へ約2.5km離れた鵜入漁港から、パンやアルファ米、飲料などの物資輸送を片道25分かけて実施した。
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NEXT DELIVERYは全国10ヶ所(2024年9月末現在)でドローンによる配送と陸送を組み合わせた新たな地域の物流インフラ、新スマート物流SkyHubの構築と社会実装を実施しており、平常時に地域物流インフラとして「新スマート物流」を導⼊することで、有事には「緊急物流プラットフォーム」へと移⾏するフェーズフリー型の災害物流対策ともなる活動に取り組んでいる。今回、そのノウハウと経験が活かされた、敏速な災害被災地での支援活動となったという。
また、今回現地着陸地点(下山集会所)付近の電波が悪く、電波途絶の事態が発生し、遠隔画面からの目視ができないという困難な状況下で無事に物資配送を完了できたが、これも、日常的に新スマート物流SkyHubの社会実装現場で経験を重ねているからこそと再認識することができた。
NEXT DELIVERYは、空からの輸送手段であるドローンを駆使し、日本各地で運航を重ねてきた経験と技術力を合わせ、今後も有事の際に、敏速で的確な被災地の支援活動に貢献できるよう活動していくとしている。