Omniscan450FSは既に、オープンソースタイプのROVに搭載された例がありましたが、CHASING M2 PRO MAXへの搭載が可能となったため発売を開始した。10月1日(火)から開催される「北海道ミライづくりフォーラム/第3回ドローンサミット」で国内初披露する。
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高解像度のイメージングと長距離検出を可能に
リアルタイムで2Dイメージを音波の照射で映し出すマルチビームイメージングソナーの良さや、機体周囲の障害物などを360°回転しながら写し残す360°ソナーの良さを掛け合わせたような使用感だ。
暗所部や濁水中においてもスキャン領域の画像を「描画」し、状況を映し出すのでマルチビームイメージングソナーに近い活用方法ができるという。
製品仕様(Cerulean Sonarより引用)
ビューイングソフトウェア | SonarView by Cerulean |
周波数 | 450kHz |
レンジ解像度 | 最大 1/1200 の範囲設定 |
最大ピンレート | 30mまでで毎秒20ピン、その後は距離と音速により制限されます。例: 50mで毎秒10ピン、140mで毎秒5ピンの範囲設定 |
電源供給 | 10-30V、アイドル時最大5ワット、ピン時最大10ワット |
データインターフェース | 100BaseT イーサネット |
最大レンジ | 100m |
遠方範囲 (Note 1) | 5m |
ビーム幅 (Note 2) | 0.8° |
ビーム高さ | 50° |
最大作動深度 | 100m |
空中重量 | 440g |
水中重量 | -60g |
全体寸法 | 55x67x200mm |
2台搭載し協調動作可能
2台のOmniscanを組み合わせることで、90度回転させるだけで前方全域をカバーするスキャンが可能。この協調動作により、効率的なスキャンが実現し、より精度の高いデータ収集が行える。
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また、取り付けプレート向きを変えることにより、前後左右様々は方向に取り付けもできる。
対応機種
・CHASING M2 PRO MAX
・CHASING X (年内発売開始予定)
製品実証
スペースワンでは、実水域で製品実証を実施。東京都内の河川の橋脚を対象に潜航・撮影を実施しOmniscanの描画をサンプリングした。
CHASING対応「Omniscan450FS」を国内初公開!
スペースワンは10月1日(火)より北海道札幌コンベンションセンターで開催される展示会「北海道ミライづくりフォーラム2024/第3回ドローンサミット」に出展し、CHASING水中ドローンの機体展示や実例紹介の他、「Omniscan450FS」も展示、実証データ映像も公開する。
北海道ミライづくりフォーラム2024/第3回ドローンサミット 実施概要
開催日時 | 令和6年10月1日(火)~2日(水)10:00-17:00(9:30開場) |
開催場所 | 札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1) |
対象者 | 官公庁・自治体、教育機関、企業・団体、一般来場者(どなたでもご参加いただけます) |
入場料 | 無料 |
来場登録先 | 来場登録はこちら |