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Spiral社は、屋内専用のドローン自律飛行システム「MarkFlex Air※」を開発するスタートアップ企業で、このシステムを利用することで、トンネルやダム、下水道システムなどGPSが届かない環境でも、ドローンを自律飛行させることができる。同社は最近、ウィーンに新しいオフィスを開設し、この技術をヨーロッパのインフラ業界に展開していく計画を進めている。
※MarkFlex Airは、電波が届かない屋内環境でも、マーカーを用いてドローンの自律飛行を実現する技術。Spiral社はこのシステムにおける制御装置およびマーカー部分の特許を取得している。
NXグループは、グローバルで成長を目指すスタートアップ企業を積極的に支援しており、今回のデモンストレーションはその一環だという。cargo-partnerと共同で構築したデモフライト環境で、MarkFlex Airを活用し、倉庫内の指定ルートを正確に自律飛行させる様子が披露された。デモンストレーションで得られた知見を元に、物流現場でのドローン技術の導入による自動化・効率化も進めていく計画だ。
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今回のデモンストレーションには水内龍太在オーストリア日本国特命全権大使も参加し、両国の連携強化や技術協力の推進に期待を示した。
Spiral社は次のようにコメントしている。
MarkFlex Airは、インフラの検査をより安全で効率的にする革新的な技術であり、ヨーロッパの社会インフラの持続可能性に貢献できることを楽しみにしています。
cargo-partnerもサステナビリティへ意欲を示し、次のようにコメントしている。
このデモンストレーションは、私たちcargo-partner、NXグループ、そしてSpiral社にとって素晴らしい取り組みであり、持続可能な社会の実現に貢献できることを誇りに思います。