点描画家「GOMA」と共創した1,000機のドローンショー
今回のドローンショーは、文化庁が主催する「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT -」プロジェクトの一環として行われ、都市型音楽フェス「SUMMER SONIC 2024」との連携により、アートに触れる機会が少ない層にも楽しんでもらうことを目的に実施された。
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レッドクリフは、オーストラリア先住民族の伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者であり点描画家としても知られる「GOMA」氏とタッグを組み、「再生」と「はんえい」をテーマに1,000機のドローンで壮大なショーを展開した。
GOMAの感性を夜空に描く
タイトルは「ひかりの世界・阪栄の火の鳥」。ひかりの粒子が変幻を繰り返して鳳凰へと再生していくストーリーは、GOMA氏の半生や感性から生み出されたものだ。この幻想的な物語を、レッドクリフは1,000機のドローンを駆使して、万博公園の夜空に浮かび上がらせたという。
流れるフォーメーションや、ドローンのLEDライトによる色彩のグラデーションが、うねりを思わせる動きを作り出し、抽象的な意識や記憶のつながりを表現。この演出により、夜空に浮かぶ壮大なアートが生み出され、観客を幻想的な世界へと誘い込んだ。
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クライマックスでは、手塚治虫の名作「火の鳥」からインスパイアされたGOMA氏作の「火の鳥」が出現。鳥の羽を形どる花火を搭載した100機のドローンから放たれる火花はダイナミックで、壮大なフィナーレを飾る感動的な場面となった。
レッドクリフは今後も、技術と芸術を融合させた新しいエンターテインメントであるドローンショーを通して、国内外の観客に驚きと感動を届け続けていくとしている。