NDAA準拠の高画素赤外線カメラの発表
新しい赤外線カメラは、これまでの320×256画素の赤外線カメラに対し、640×512画素のBosonセンサーを備えています。安定性のある3軸ジンバルを使用し、赤外線カメラでの640×512@60Hzでのビデオキャプチャの際の有効焦点距離は13.8mm、HFOVは32°であり、可視光カメラでの64メガピクセルでの写真撮影や4K@30Hzでビデオキャプチャの際の有効焦点距離は4.8mm、HFOVは67°となっている。
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これまでの他のカメラと同様、ワンタッチ式で交換可能であり、ドローンを活用する現場においてもスムーズな交換が可能だ。
今後、米国市場において、2024年末に向けて販売を開始する予定であり、2024年9月3日から米国のラスベガスにて開催されているCommercial UAV Expoにて展示する。
世界のドローン市場では経済安全保障や環境配慮に関する政策が加速している。米国ではNDAAによってロシア製や中国製のドローンの政府調達が禁止されている。
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このような市場環境の中、米国では中国製製品の排除に向けた動きが加速しており、NDAAに適合した製品の重要性が高まっている。これに伴い、NDAAに準拠した製品を開発・提供することが、企業の信頼性と競争力を高める重要な要素だ。ACSL, Inc.は、こうした市場ニーズに応え、米国市場においても高い評価を獲得するため、新たな高画素赤外線カメラを発表した。
ACSL, Inc.アドバイザリーボードメンバー
ACSL, Inc.におけるアドバイザリーボードのメンバーとして、Astroscale U.S. Inc.の社長であるRon Lopez氏、 SparkmeterのCTOであるStanley McHann氏、NASAとDJIでリーダーシップを発揮したドローン業界のベテランであるRomeo Durscher氏を任命した。
いずれのメンバーも、ドローン業界に精通している専門家であり、今後、ACSLグループが米国市場で事業拡大を図っていくうえで、米国市場の顧客ニーズを満たす製品展開や顧客拡大に貢献していくとしている。
ACSL, Inc.のCEOであるCynthia Huang氏は、次のようにコメントする。
ACSLグループは、米国市場において事業拡大を続けており、新たなNDAA準拠の高画素赤外線カメラとアドバイザリーボードの設置により、さらなる拡大を目指します。ドローンと関連業界において豊富な経験を有するアドバイザリーボードメンバーの参画により、メンバーの知見を活かし、顧客ニーズを満たす製品とサービスのための継続的な改善を進め、ACSLグループの米国市場でのフットプリントの拡大を進めます。