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Jobyがオーストラリアの民間航空安全局(CASA)に申請したFAA(米連邦航空局)型式証明の有効性は、米国の規制当局とCASAとの二国間協定に基づくもので、オーストラリアにおける静かで排ガスのないエアタクシーの導入に向けた基盤を築くものだ。
Joby社創設者兼最高経営責任者(CEO)であるJoeBen Bevirt氏は、次のようにコメントする。
私たちは、エアタクシーがオーストラリアの世界的な都市を移動するための、より持続可能な新しい方法を提供する可能性について、非常に興奮しています。
すでにCASAの規制枠組みでは、動力による商業運航が検討されており、世界の多くの国で積極的に進められている市場への規制の道を利用して、オーストラリア当局と協力できることを嬉しく思います。
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Jobyの電動エアタクシーは、パイロットと4人の乗客を最高時速200マイルで運べるように設計されており、ヘリコプターの数分の一の騒音とゼロ・エミッションで高速移動を提供する。
また、2023年11月には、ニューヨークのダウンタウン・マンハッタン・ヘリポートから離陸し、同ヘリポートの電動化を発表したエリック・アダムス市長を含む聴衆を前に、航空機の静粛性を実証した。
型式証明は、航空機が安全基準を満たしており、商業運航が可能であることを証明するために、企業が各航空機システムにわたって厳格な試験と文書化を実施する数年にわたるプロセスだ。また、商業運航に必要なFAA型式認証プロセスの5段階のうち、第1、第2、第3段階を完了した最初の企業でもある。
Jobyはまた、FAA型式証明の取得後、日本の航空局(JCAB)および英国の民間航空局(CAA)による認証を申請している。
2024年6月、同社は、「ElevateOS」と呼ばれる、ハイテンポでオンデマンドなエアタクシー運航を可能にするために自社開発されたソフトウェアツール群を使用するFAAの認可を取得したと発表した。
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Jobyは、2021年にUberのエアタクシー部門であるUber Elevateを買収して以来、これらのソフトウェアツールの開発とテストを社内で積極的に行ってきた。2019年、Uber Elevateは、Uberアプリから予約可能な従来のヘリコプターを使用した、世界初のオンデマンド、マルチモーダル航空タクシーサービスであるUberCopterを立ち上げ、運営したという。