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公益社団法人日本航空技術協会は、航空の安全確保に資するため、教育・助成・能力開発事業および助言・提言に関する事業を行い、航空技術の普及啓蒙を図り、航空界の学術および科学技術の振興と発展に寄与することを目的とする協会だ。
今回の受賞は、物流業界における少子高齢化による労働力不足という課題解決の打ち手として、同社グループの技術・知見を統合し、VTOL無人機K-RACERの開発を行い、将来の物流システムに大きな変革をもたらす取組みであることが高く評価され、受賞に至ったという。
VTOL無人機K-RACERは、これまで当社が培ってきたヘリコプターの開発ノウハウとモーターサイクルの小型ハイパワーエンジンを組み合わせることで誕生した新たな空の物流用モビリティであり、最大で200kgの重量物を100km離れた場所まで1時間弱で輸送できる。
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ユースケースとしては山間地や海上など人が行くことが困難な場所への物資輸送、災害時の支援対応などを想定。現在、人手で重量物を運んでいる、危険で過酷な作業をVTOL無人機K-RACERで代替することが可能だ。
同社は、今回の受賞を励みに、陸海空のモビリティ開発により蓄積した技術や知見を結集し、今後もさまざまな社会課題の解決を目指して近未来モビリティによるソリューションの社会実装を推進していくとしている。