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エアロボウイングの特徴として、標準装備のLTEによる遠隔運用が可能で、2台のカメラにより常に周囲を監視しながら運用できる。さらに、離陸から着陸まで自動飛行による目視外の長距離・広範囲の運用が可能である。
遠隔操作飛行のメリットは、操作オペレーターがモニタリングルームにとどまったままで、飛行地点に補助者1名が赴くことで緊急時の調査・点検が行うことができる点だ。
今回、実際に幕張メッセから、茨城県守谷市のドローンを遠隔制御で飛行させるデモンストレーションが実施された。
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飛行デモンストレーションは非常にスムーズに行われ、機体および運用ソフトが成熟しているのがわかる。
Japan Drone 2024にあわせてVTOL機初の第二種型式認証の取得が発表されたが、エアロセンスが日本のVTOLドローン市場の第一人者であることを示すように感じる。
エアロセンス、「エアロボウイング」がVTOL機として国内初となる第二種型式認証を取得[Japan Drone 2024]
エアロボウイング AS-VT01K 諸元情報
外形寸法 | 215 x 124 x 42 cm (プロペラ含まず) |
機体重量(バッテリー含む) | 9.2kg |
最大離陸重量 | 10.2kg |
最大積載可能重量 | 1kg |
飛行可能時間 | 40分(ペイロード1kg積載時) |
最大飛行距離 | 50km (ペイロード1kg積載時) |
最高速度(対気速度) | 27.8m/s (100km/h) |
巡航速度(対気速度) | 18m/s (65km/h) |
最大バンク角 | 40° |
飛行可能風速 | 10m/s |
動作保証温度(バッテリー含まない) | -5℃~40℃ |
飛行制御 | 飛行計画による自動航行 |
FPVカメラ | 2機搭載(前向き/下向き) |
安全機能 |
LED灯火(赤/緑/白) 簡単操作でのマルチコプター飛行への遷移 緊急時のマルチコプター飛行への自動遷移 自動帰還(無線切断、バッテリー残量低下時) 自動着陸(無線切断、GPS異常、バッテリー残量低下時) |
フライトコントローラ | 自社製フライトコントローラ |
センサー | 2周波GNSS、IMU、TOFセンサー(下向き)、対気速度センサー(ピトー管)、気圧センサー |
GNSS | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo |
機体制御無線 | 2.4GHz、LTE |
2.4GHz 電波到達距離 | 見通し1500m(通常版)、見通し5000m(ハイパワー版) |
LTE通信モジュール | 標準搭載(KDDIもしくはNTTドコモに対応) |
型式認証 | 第二種型式認証 |
生産国 | 日本 |