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この新しいイニシアチブは、航空宇宙における研究、技術、イノベーションを推進し、次世代の航空機に備えるために限界を押し広げるために、日本におけるパートナーシップを開発することが目的だ。
東京を拠点とする新しいエアバス・テック・ハブは、新素材の開発、脱炭素技術、ロボット工学、自動化を含む3つの主要研究分野に焦点を当てるという。
エアバス・テック・ハブの発足は日仏両政府の支援によるもので、パリで開催されたビバ・テクノロジー2024で発表された。このイベントは世界最大級の技術展示会で、今年は日本が主賓国として参加した。
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在フランス日本大使館、フランス民間航空総局(DGAC)、日本貿易振興機構(JETRO)、エアバスの代表者が出席した。
在フランス日本国大使館公使の安藤義雄次席公使は、次のようにコメントする。
日本におけるエアバス・テック・ハブの設立を歓迎する。日本発の技術に基づき、航空産業の脱炭素化などの社会的課題に協力して取り組むことで、国際社会に貢献することができ、日本におけるエアバス・テック・ハブが重要な役割を果たすことを期待しています。
日本DGACの米州担当シニア・マネージャーであるRavo Randria氏は、次のようにコメントする。
エアバス・テック・ハブ・イン・ジャパンは、航空宇宙産業の専門家を集め、将来の強固な航空エコシステムの構築を目指した協力体制を強化する環境を作り出すと確信しています。
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エアバスのサビーネ・クラウケ最高技術責任者(CTO)は、次のようにコメントする。
DGACおよび経済産業省との緊密なパートナーシップのもと、日本でエアバス・テック・ハブを立ち上げられたことを誇りに思います。エアバスは、日本を将来のパートナーシップにとって重要な国と見ています。エアバス・テック・ハブの立ち上げは、日本における当社の存在感をさらに高めていくというコミットメントを反映したものです。
日本におけるエアバス・テック・ハブは、欧州メーカーが開発したグローバル・ネットワークの一部であり、同様の事業はシンガポールとオランダで今年すでに開始されている。テック・ハブは、エアバスのグローバルR&Tチーム、業界リーダー、地域の研究コミュニティ、産業界、学術機関のコラボレーションを促進し、航空宇宙技術の限界を押し広げる強力なコミュニティを作り、航空業界の未来を準備することを目的としている。
ボーイングが日本に研究技術センターを設立しており、今回エアバスが続いた。今後、日本の航空・宇宙企業との協業や共創が増えていくだろう。日本での航空・宇宙技術および産業の発展を期待したい。