セルフィードローンとして世界から注目を浴びたLilyの話が最近は出てこない。すでに注文している人々の忍耐力は、大変なものではなかろうか?かつては、ドローンの風穴を開ける最先鋒として君臨したLily。完全自律飛行を行うその姿は誰をも魅了する映像だった。コンパクトで防水ドローンがクラウドファンディングで多くの資金を集め商品化に向かうはずだった。
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クラウドファンディングで約40億円分の予約獲得し、その後Lilyは顧客対応のために投資家から投資を募り、1500万ドルの資金が調達した。今年のCES2016でも受賞しながらも参加出展は無かった。最近のアナウンスでは今年の秋のリリースであったがさらなる遅延が発表された。2016年12月または2017年1月中下旬になる見込みだと言う。幾度と無く繰り返される延期にユーザーは、どう思うのかは言うまでもない。
予約注文を既に行ったユーザーの払い戻しは可能だ。これ以上の遅延に絶えられない人は、これから発売される新しいドローンに乗り換えてみはいかがだろうか?
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セルフィードローン(フライングカメラ)は新しい技術で低価格で既にDobbyをはじめ多くリリースされている。Yuneecの Breeze4K、GoProのKArMA(KArMAについては少し疑問は残るが…)などと選択肢は多い。日進月歩のドローンの世界においては既に世代遅れになってしまったLily。それでもユーザーは到着を待つのだろうか?
延期発表と同時に8月末にアップされた動画
▶Lily