すでにフォトレポートでもお伝えしているInterDrone2016がアメリカ、ラスベガスで本日より開催(9月7〜9日で開催現地時間)。今年は昨年のRioホテルから、ストリップ通りに面するParisホテルに会場を変えて開催となり。アクセスが良くなった。昨年は3日間の合宿っぽい感はあったが、一般の展示会になった印象を受けた。初日は、クラスと基調講演と展示会が夕方のみ開催された。
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開催の口火を切る基調講演は、米連邦航空局(FAA)のマイケル・フエルタ(Michael P. Huerta)長官。
規制するだけでなく、業界とFAAが協力してガイドラインを策定していくことが重要と述べた。
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ドローンはアメリカンドリームの象徴であり、多くの若者がこの業界に魅せられ参入してきている。ワープスピード(光速)で進化するドローンに対しFAAも柔軟に対応しなくてはならず、政府スピード(スピードが遅い事で知られる)で処理していては間に合わない。
我々が行なった一つの例として、昨年クリスマスホリデー前にウェブベースの登録システムを完成させ、現在では52万人(ホビー利用)が登録している。(ここで会場拍手)。商業利用も合わせると55万人になるだろう。
これから新しい機体や利用方法が益々出てくる中で、FAAは常にオープンマインドで柔軟に、そしてお互いを尊重しながらクリエイティブに対応していくと述べ、
「
FAAはこれからも業界からのリクエストを聞き、協力していく。それはこの世界で一番忙しくて複雑な航空事情の中、高い水準で安全を確保し、業界を革新し続けるのがFAAとドローン業界共通のゴールであるからです。
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と締めくくった。基調講演を行ったボールルームはほぼ人で埋め尽くされ、昨年よりも初日から人の数が多い。初日開催後は、InterDroneFilmfestivalやAfterHoursと題して、メーカーの人間とビール片手に交流できる時間も設けられ初日は終了となった。展示会等メーカーのブースレポートも引き続き追いかけてお知らせして行く予定だ。