日本では、システムファイブを含めたDJI Enterpriseの正規販売代理店で取り扱う
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特別に設計されたドローンDJI Matrice 3D/3TDと、これらのドローンを収納する軽量型ドックで構成されるドローン・イン・ア・ボックス(DiaB)は、費用対効果に優れ、設置・運用を簡単に行うことができる。
DJI FlightHub 2に対応し、クラウドベースのオペレーションを介して、自動化された飛行ミッションの管理やモニタリングできる。産業向けの強力なエンドツーエンド・ソリューションとして、DJI Dock 2は、測量、点検、資産管理や安全管理において、日常業務の合理化を促進するという。
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DJI Dock 2が実現する自動飛行ミッション
前モデルと比較して、DJI Dock 2は大幅に小型化・軽量化された一方で、より優れたオペレーション能力とクラウドベースのスマート機能を提供する。
例えば、DJI FlightHub 2を併用すると、収集した飛行データを基に、高精度の3Dモデルを作成できる。また、この情報を使用して、次の飛行ミッションでも、ドローンが自動でカメラ角度を調整して、同じエリアを撮影できるようにプログラムすることも可能。
このような機能を活用して、ルーティン化された測量タスクを自動化し、人員の安全性と業務の効率性を向上することが可能だ。
軽量設計で、簡単設置
DJI Dock 2の重量は34kg、長さ × 幅 × 高さはそれぞれ570mm × 583mm × 465mmとなる。前モデルと比較して、約75%小型化、68%軽量化されており、大人2人の手で運ぶことができ、設置がより簡単になり、費用も抑えることができる。
効率的に設置場所を評価し、すぐに運用開始
DJI Dock 2は、ドローンのビジョンセンサーを使用して現場の状況を評価し、飛行経路や目的地のGNSS信号の強さを確認してから、ドローン業務を開始する。これにより、設置場所の選択にかかる時間が従来の5時間から12分以内にまで大幅に短縮された。
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準備ができると、素早くプロペラを点検し、2つのRTKアンテナを使用して正確なRTH位置情報を取得後、1分以内にドローンは離陸できる。
厳しい気象条件下でも、高い信頼性を維持
DJI Dock 2は、厳しい天候や環境下でも、安定して動作することが可能だ。保護等級IP55の防塵・防水性を備え、雨量計、風速計、温度計を搭載し、リアルタイムで気象の変化を検知できる。オンラインの天気予報に加え、DJI FlightHub 2を介して、適宜、警告を発したり、飛行タスクを中止も可能。
費用対効果に優れ、安定した遠隔オペレーション
DJI Dock 2は、自動でミッションを遂行するようにプログラムできる一方で、いつでも、どこからでも、オペレーターは飛行やジンバル角度を制御できる。内部と外部に魚眼レンズを搭載し、ドックの内側と外側の状況をリアルタイムで確認できるため、オペレーターは、天候や周辺環境の状況、機体の離着陸を離れた場所からでも確認可能だ。
ドック内に格納された状態で、ドローンのバッテリーを20%から90%まで、約32分でワイヤレス充電できる。
緊急時でも、最小限のサポートで動作可能
DJI Dock 2のメンテナンス間隔は、わずか半年に1回だ。停電が発生した場合、DJI Dock 2は内蔵バッテリーを使用して、独立して5時間運転し続けることができ、ドローンが帰還し着陸する時間を十分に確保できる。
また、DJI FlightHub 2は、飛行タスクが失敗した場合、直ちにメールで通知するため、オペレーターは問題を正確に把握して、対応可能だ。
新ドローンDJI Matrice 3D/3TDで実現する、高精度の飛行ミッション
新しいドローンDJI Matrice 3D/3TDは、DJI Dock 2の高水準のオペレーション要件を満たすように設計されている。どちらのドローンも、内蔵RTKアンテナ、全方向障害物検知や自動障害物回避の機能を搭載し、自動飛行タスクは高い成功率を誇るという。
また、最大飛行時間50分、動作半径は約10km、保護等級IP54の防塵性と防水性に対応し、充電サイクルは最大400回だ。
Matrice 3Dは、自動マッピング&測量用に設計されている。望遠カメラ(1/2インチCMOS、35mm判換算162mm相当、有効画素数12MP)、メカニカルシャッターを備えた広角カメラ(4/3型CMOS、35mm判換算24mm相当、有効画素数20MP)を搭載し、1:500スケールの高精度マッピングタスクの要件を満たす。
Matrice 3TDは、安全業務や点検業務用に設計されている。搭載カメラは、Matrice 3Dと同じ望遠カメラに加え、Matrice 3Dのものとは異なる広角カメラ(1/1.32インチCMOS、35mm判換算24mm相当、有効画素数48MP)を搭載。
また、赤外線カメラ(35mm判換算40mm相当、ノーマルモード解像度640×512、UHR(超解像度)赤外線画像モード解像度1280×1024、28倍デジタルズーム)が追加され、可視光画像とサーマル画像の両方で取得できる。
オープンエコシステムで、広がる可能性
DJIは、オープンエコシステムをサポートしており、オペレーターは、DJI製とサードパーティ製のペイロードをニーズに合わせて柔軟に使い分けることができる。
例えば、DJI Dock 2は、DJI TerraAPIを使用して2D/3Dモデル再構築を実行したり、DJI FlightHub 2を使用して、クラウドベースでのオペレーションを実行したりすることが可能。
また、DJI Matrice 3D/3TDに搭載されたE-PortやE-Port Liteを使用して、拡声スピーカーやスポットライト、パラシュートのようなサードパーティ製ペイロードを取り付けることもできる。※全て別売