「DJI Terra」バージョン4.0.0は、同社Webサイトよりダウンロード可能。
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バージョン4.0.0では、いくつかの新機能を追加、既存機能の最適化、バグ修正されている。
新機能
- LiDAR点群再構成ミッションの等高線生成に対応。
- LiDAR点群再構築ミッションのプロファイル機能の測定とグリッドラインをサポート。
- LiDAR点群再構成ミッションの点群有効距離範囲の調整に対応。
- 可視光再構成ミッションのフルーツツリーシナリオでウェイポイントの追加と削除をサポート
- DJI Agras管理プラットフォームへの2D再構成出力のアップロード、またはDJI Agrasアプリへのエクスポートをサポート。
- 可視光再構成ミッションで、3D再構成のためにDJI Modifyでの作業が有効になる。
- 可視光再構成ミッションで、空中三角測量XML出力にタイポイントを生成するかどうかを選択できる。
更新内容
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- LiDAR点群再構成ミッションのメモリ占有率を最適化。64GBのメモリで15フライト分のデータを処理できる。元のファイルが約120GBの場合、点群再構築の効率はv3.9.4の約3倍に向上した。
- LiDAR点群再構成ミッションにおけるノイズ低減効果を最適化。複雑なシナリオ下での再構成出力に時折存在する集約ノイズを低減する。
修正内容
- v3.8.0で点群モデルをスケーリングする際、プロファイル機能を入力できないことがある問題を修正。
- v3.9.4でLiDAR再構成を実行するとログファイルのサイズが大きくなりすぎる問題を修正。
- v3.9.0.で可視光再構成ミッションで、クラスタ計算のために同じコンピュータ上で複数のワーカーデバイスを有効にした場合に、再構成効率が低くなる問題を修正。
注意事項
- DJI Terra v3.8およびそれ以降のバージョンでは、公式ウェブサイトから無料トライアルライセンスを使用し、LiDAR点群再構築の有料機能を実行する場合、インポートされるファイルの最大容量は8GBを超えることはできない。
- DJI Terra v3.9およびそれ以降のバージョンでは、NVIDIAグラフィックカードを搭載したコンピュータデバイスを使用してライセンスを取得する必要がある。
- DJI Terra v4.0.0およびそれ以降のバージョンでは、NVIDIAグラフィックカード(4GBメモリ)を搭載したコンピュータデバイスの使用を推奨する。
- DJI Terra v4.0.0以降のバージョンでは、DJI Terraが3日間オフラインになると、オンラインライセンスは使用できなくなる。