HERO12 Blackは、従来製品のパフォーマンスを受け継いだまま、再設計した電源管理システムで最大2倍の撮影可能時間を実現した。圧巻のハイダイナミックレンジ (HDR) ビデオを5.3Kおよび4K解像度で撮影できる。さらに、Apple AirPodsなどのBluetoothオーディオデバイスに対応するほか、進化したHyperSmooth6.0ビデオブレ補正を搭載。撮影機能も大幅に増えた、プロでも使えるパワフルなモデルだ。
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重量は、カメラ本体とマウントフィンガーとバッテリーで154gだ。希望小売価格は以下となる。
- HERO12 Black:62,800円
- Maxレンズモジュラー2.0:16,000円
- HERO12 Black Creator Edition :94,800円
HERO12 Blackの新機能
最大2倍の撮影可能時間
電源管理システムが大幅に改善され、5.3K60 (HERO12 Blackの最高パフォーマンス設定) で70分、5.3K30で95分以上、1080p30で155分以上の連続録画が可能
ハイダイナミックレンジ(HDR)の写真とビデオ
驚異的なハイダイナミックレンジ写真は、5.3Kおよび4KビデオもHDRに対応しています。
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5.3K解像度と8倍スローモーション
4Kよりも91%、1080pより665%も高い解像度を誇るのが5.3Kビデオだ。最大2.7Kの解像度で、8倍スローモーションの撮影が可能。最大24.7Mピクセルで画像を切り出せるほか、27Mピクセルの写真撮影できる。4Kビデオを最大120フレーム/秒で撮影すれば、4倍スローモーションが可能だ。
Maxレンズモジュラー2.0アクセサリーによる超広角映像
ワイドスクリーン撮影時は36%ワイドに、縦向き撮影では縦の視野角が48%広がる。従来製品と比べて傷への耐性が2倍にアップしており、撥水性レンズコーティングを施しているため、水滴を弾くほか、耐久性にも優れている。
ワイヤレスオーディオに対応
Bluetooth®デバイス (Apple AirPods、イヤホン、ヘッドホン、マイクなど) を使って音声をHERO12 Blackに直接取り込める。Vlogやナレーションなど、HERO12 Blackを離れた場所から音声コマンドで操作するシーンにも便利だ。
万能な8:7アスペクト比
1/1.9インチセンサーにより、トップクラスの汎用性を発揮する。広大な8:7アスペクト比で撮影し、そのまま使用することも、縦向き9:16、ワイドスクリーン16:9、トラディショナルな4:3にクロップすることもできる。8:7アスペクト比がすべてのビデオ解像度で利用可能になったほか、TimeWarp (タイムワープ)、タイムラプス、ナイトラプス、すべてのナイトエフェクトモードとも併用可能だ。
新しい縦向き撮影モード
横向きにマウントしたままでも縦向きのビデオを撮影しSNS様に撮影可能。
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ビデオブレ補正と360°水平ロック
HyperSmooth 6.0には、必要に応じてビデオブレ補正を自動的に発動する次世代の自動ブースト機能が採用されている。クロップマージンが最小限に保たれ、ユーザーはクロップレベルの切り替えを感じない。リニア + 水平ロックのデジタルレンズと併用すれば、360°カメラが回転するようなシーンでも水平を維持できる。Maxレンズモジュラー2.0の使用時には、すべてのレンズ設定でこの機能を付く。
GP-Logと各種LUT
GP-Logと各種ルックアップテーブル (LUT) により、プロユーザーにとってはポストプロダクションでの編集やカラーグレーディングでの柔軟性が向上した。
HyperView超広角レンズ設定
HERO12 BlackのHyperViewデジタルレンズは、臨場感あふれる広角ビデオの新たな基準となるという。オプションのMaxレンズモジュラー2.0を使用すると、さらに広角のMax HyperViewも選択できる。
シンプルになったカメラコントロール
高い利便性を求めるユーザー向けの「イージーコントロール」が進化し、高度なコントロールと効率を求めるアドバンスドユーザー向けの「プロコントロール」もさらに洗練された。
静止画でのナイトエフェクト
ライトペインティング、ライトトレイル、スタートレイルでは、ボタンを押すだけで簡単にプロレベルの撮影が可能だ。
新しいパワーツール
ビデオと写真をユニークな方法で撮影できるパワーツールセットに、インターバル撮影が加わった。インターバル撮影では一定の間隔で写真を撮影。間隔は0.5秒から120秒まで設定できる。
タイムコード同期
HERO12 Blackカメラを何台でもシンクロして、Final Cut ProやAdobe Premierなどの主要なアプリケーションで簡単に編集できる。
1/4-20マウント
HERO12 Blackのマウントフィンガーに他マウント用1/4-20ネジ穴が組み込まれた事により、標準的なカメラマウントやアクセサリーも利用できる。
クラウドへの自動アップロード
カメラの充電中にGoProクラウドアカウントにコンテンツを自動アップロードする、GoProサブスクユーザー向けの機能だ。アップロードが完了すると、自動作成されたハイライトビデオが届く。GoProクラウドアカウントには、すべてのGoPro映像をオリジナルの品質のまま、容量無制限でアップロードできる。
耐久性、汎用性、信頼性
HERO12 Blackは、ハウジングを装着しない場合でも水深10mまでの防水性を備えている。「GoProならではのタフさ」を発揮し、過酷な環境にも負けないという。GoProサブスクユーザーは、破損したカメラの「理由を問わない」交換補償を利用できる。
新しいマウント(延長ポール + 防水リモートシャッター)
GoProは、122cmの延長ポールを新たに発売する予定だ。畳むとわずか25cmになり、HERO12 Blackの新しいマウント用1/4-20ネジで固定できる。マウントフィンガーも付属しており、GoProの全カメラに対応。
新しい延長ポールには、着脱式で防水のBluetoothâリモートシャッターが付属している。ポールを完全に伸ばした状態でも、HERO12 Blackのシャッターを容易に操作できる。新しいリモートコントローラーは、HERO12 Black、HERO11 Black、HERO11 Black Mini、HERO10 Blackに対応している。2023年10月に発売予定だ。
デスクトップ版Quik
GoProサブスクユーザーには新しいQuikデスクトップアプリが限定で無料提供される。Quikデスクトップは、Quikモバイルアプリのスピードと利便性をデスクトップユーザーに届けるとともに、パソコンの処理能力と大きな画面を活かした追加機能も提供するという。
QuikデスクトップとQuikモバイルのアプリを同期させれば、一方のアプリで開始した編集プロジェクトに他方のアプリからもスムーズにアクセスできるため、利便性と柔軟性が最大限にアップする。Mac版のQuikデスクトップは11月1日に、Windows版は2024年夏に公開予定。