今回の連携により、主に屋外空間を撮影したSOTEN(蒼天)の動画データから、TRANCITYでスピーディな点群処理・3D化が可能となり、インフラDXが加速するとしている。
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これまでも鉄道・インフラ業界のDXを促進し続けてきたCalTaは、今回の連携を通して更にユーザーのニーズに応え、インフラ業界の発展、日本社会の活性化に貢献し、人々の暮らしを豊かにしていくとした。
また、ACSLは同システム連携により、SOTEN(蒼天)のインフラ点検分野での利活用の幅が広がることで、ドローンの社会実装を進めて行く方針。
小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」
ACSLのSOTEN(蒼天)は、高いセキュリティを実現したドローンへの需要が高まる中で開発した、セキュアな小型空撮ドローン。データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現し、通信・撮影データは暗号化しているため、セキュリティ面でドローンの活用を不安に感じる方も安心して活用できるとしている。
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また、最大対気速度15m/sの耐風性能や、日本においてより高精度な位置情報を把握することができるSLAS/SBAS(準天頂衛星システムみちびきのサブメータ級測位補強サービス)を搭載するなど、実現場で求められる飛行性能を持っている。
TRANCITY
TRANCITYは、撮影した動画をアップロードするだけで、スピーディに三次元データをデジタル地図上に自動生成・可視化し、任意の角度から寸法計測等ができる、鉄道・インフラ業界で初のソフトウェア。
主な機能は以下の通り。
- ドローンによる撮影動画のほか、スマートフォン等で撮影した動画をアップロードするだけで、三次元データを自動生成・可視化する
- 取得時期の異なる三次元データやBIMデータを重ねて表示し、時期の異なる現場状況の確認や、計画構造物との比較が可能。また時系列表示バーを搭載し、データ取得時期についても管理が容易
- 撮影動画から切出した写真の表示、さらに三次元空間内でメモやURLが保存でき、情報共有のほか、各種資料に紐付け可能
- スマートフォン感覚で、直感的に扱えるユーザインターフェース。ブラウザ上で複数人が同時アクセスが可能。また、一般的なPCやタブレット端末で操作可能
- 遠隔地を三次元で可視化できるため、インフラ業界に限らず、様々な場面で活用可能