先日もお伝えしたが、水素燃料電池で動くドローンHydrone 1800を発表したMMCが、オレゴン州のポートランドに初の北米オフィスを開設した。本社は中国だが、すでにインドネシアやインドにもオフィスを構えている。同社CEOのZhihui Lu氏は次のようにコメントしている。
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Zhihui Lu氏:MMCが世界に進出し続けるためには、北米にオフィスを構えることは非常に有意義なことです。アメリカは商業用のドローン市場におけるリーダーであり、そこにオフィスを開くことはクライアントへのよい良いサービス提供につながると考えています。
さらに、ポートランドという土地柄もドローン関係の会社が数多く立ち上がっていることから、非常に良い選択と言えるだろう。また、アメリカ支社の代表であるSarah May氏は、今こそアメリカでMMCの存在感を高めるチャンスだという。
Sarah May氏:商業用ドローンのサプライヤーとして、我々は顧客の近くでサポートを提供し、販売後もMMCのドローンとともに体験の保証を行うことが重要だ考えています。アメリカでの顧客からの要求がどんどん増えており、今こそMMCがアメリカに移り、ユーザーたちのサポートを行う絶好の機会なのです。アメリカのドローン業界は活気に溢れ、イノベーティブです。我々もその一員になって業界の発展に寄与できることを嬉しく思います。
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MMCは、ここ数年「トラクター」としてのドローンプラットフォームというブランド設立に力を入れてきた。つまり、精密農業や公衆安全、調査や監査といった分野だ。また、中国深センの製造業を低コストで買収し、デザイン/開発のための環境を固め、耐久性のある長距離飛行可能なハイペイロード搭載ドローンを製作している。彼らは現在、精密農業や公衆安全などのサービスプロバイダーとのパートナーシップを模索している。