この成果は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/Product Commercialization Alliance(PCA)」の結果得られたものだという。
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研究目標
同社開発の産業用水中ドローン「DiveUnit300」を用いて海底を撮影しながら自動航行を実施。海底マッピングを完成させ、世界の水中ロボティクス技術の進歩を実現し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
今回の成果
DiveUnit300に一部改造を施し、位置推定結果とカメラで撮影した動画を用いて海底マッピングを実施した。検証実験は、海底高度1.5mで水中ドローンの自動航行を実施し、機体の位置情報とカメラで撮影した動画から1秒間隔で635枚の画像を切り出した。それらを合わせてフォトグラメトリ処理を行い海底のオルソ画像を制作し高精細な海底マッピングを実現した。
また、同時にマルチビームソナーによる検証実験も行い、海底高度2.0mで水中ドローンの自動航行を実施し、マルチビームソナーのデータと機体の位置情報を合わせて音響画像による海底マッピングも実現した。