Space quartersが取り組む宇宙空間におけるElectron beam溶接技術を用いた建築技術が宇宙開発全体の発展にもたらす可能性と、その開発力による実現性が評価された。
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同社は、創業半年のタイミングで、フランス政府宇宙機関であるCNESより研究受託を受けることになった。
同研究は、Space quartersの建築技術の市場性や、既存の古い宇宙建築技術との比較検討、それら技術の適用方法や適用分野の検討に関しての研究結果を2023年に報告し、その後の連携強化を検討するもの。背景として、現在Space Xを中心に宇宙輸送の価格破壊が起こり、民間宇宙ステーションの運用が始まるなか、多くの企業が大型建造物の建築プロジェクトを計画している。
しかし、既存技術では宇宙に輸送可能なサイズ制限やスペースデブリの危険などから建築自体が困難、または費用が膨大となる計画がほとんどだという。Space quartersが開発する技術は、それらの課題を解決できると期待されている。
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同研究受託をきっかけにフランス支社を設立、日本およびフランス、欧州における事業展開および技術連携を通じ、コーポレートビジョンである"人類が宇宙を生活圏とし可能性を広げ続ける世界"を実現するとしている。