今回、ダウンロードおよびインストールが可能な新しいソフトウェアパッケージにより、Mavic 3E/3Tの機体ファームウェアがv06.01.06.06に、リモートコントローラーのファームウェアがv02.00.04.07に更新できるようになった。
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同時に、DJI Pilot 2 AppとDJI Assistant 2をそれぞれv6.1.1.1、v2.1.7にアップデートすることができる。
DJI Mavic 3 Enterpriseの新しいファームウェアアップデート内容は以下の通り。
- フライトタスクに地形フォロー機能を追加
- スマートオブリクとリニアタスクは、リアルタイムフォローとDSMフォローの両方をサポート
- 斜めタスクはDSMフォローにのみ対応
- POI機能を追加。PinPointの周囲を旋回飛行し、ターゲットに関する全方位情報を取得が可能
- マッピングタスクのカメラアングルをカスタマイズする機能を追加。飛行ルートを計画する際、ルートに合わせて機体の向きやジンバルのピッチ角度を設定可能。ソーラーパネルなどの特定シーンの点検に高い利便性を発揮する
- 飛行中にフライトタスクを実行する機能を追加し、現在地でのフライトタスクを迅速かつ効率的に実行可能に。DJI Pilot 2アプリのカメラまたはマップビューで、飛行ルートのアイコンをタップして、飛行タスクを作成または選択する
- フライトタスクに安全離陸高度を設定する機能を追加し、フライトの安全性を向上。このパラメータ設定は、航空機が離陸前にフライトタスクを実行する場合のみ有効。飛行中にフライトタスクを開始した場合、安全離陸高度が有効になることはない
- マップビューでエリアを選択することで、マッピングタスクやオブリクタスクを作成する機能を追加。DJI FlightHub 2で計画したマッピングエリアをDJI Pilot 2アプリに同期した後、飛行ルートを生成する際に便利
- MaptilerからダウンロードしたMBTiles形式のマップをインポートする機能を追加。地図レイヤーはDJI Pilot 2アプリでカスタマイズ可能
- DJI Pilot 2アプリで、異なるモジュールごとにログをエクスポートする機能を追加
- DJI Pilot 2アプリでネットワークセキュリティモードの暗号化機能を追加。パスワード設定後、ユーザーはパスワード入力後にのみ、ネットワークセキュリティモードの変更または機能設定を調整できる
- リアルタイムフォローを最適化。最低高度が80mから30mに調整され、Real-Time Followの高度が30~200mに更新される
- DJI Pilot 2アプリのファームウェア更新プロンプトを最適化
- 近距離からRTHをトリガーした場合、機体の戻りが遅すぎるという問題を修正
- DJI Pilot 2アプリで、RTH高度がタイムリーに更新されない問題を修正
- マニュアルフライト中に機体の向きを調整すると、稀に機体が振動する問題を修正
- Mavic 3Tに、被写体の放射率や温度測定距離など、赤外線温度測定パラメーターを調整する機能を追加