本実証試験は、国交省/環境省の令和4年度プロジェクト「過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業(計画の策定)」の一環として、2023年2月7日、8日に行われた。
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本実証試験に使われた機体はスペースエンターテインメントラボラトリー開発の「HAMADORI3000」。航続時間2時間、運用範囲20km、時速65kmで水上航行が可能な中型飛行艇型ドローンだ。行方市羽生の「羽生船溜り」と同市玉造の「道の駅たまつくり」間片道6kmを、小美玉市の「空のえき そ・ら・ら」で販売している「おみたまプリン」を積載して輸送。両拠点間を片道15分で安定に飛行し実証試験は成功を収めた。
なお、小美玉市の「空のえき そ・ら・ら」から行方市の「羽生船溜り」までの輸送は、茨城空港周辺での厳しいドローン規制により電動アシスト三輪自転車を使用して人力で行ったという。
eロボティクス茨城によると、今後も霞ヶ浦では土浦港方面など新たな飛行ルートを開設して、ドローン物流による地域間の交流や、地域課題の解決を進めて行くとしている。