同社は2018年に納車した1号機に続き2号機で実証実験を継続するとしている。
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SPS‐AMVは、移動遠隔自動運転の無人交番で、警察行政サービス端末(SPS)を搭載したもの。同社がドバイ警察との共同プロジェクトとして2017年から開発を進め、翌2018年のGITEXで1号機となるコンセプトモデルを発表した。
SPS‐AMVが本格稼働すれば、スマートフォンで同機を希望の場所まで呼び出すことが可能になり、同機が都市間を移動しながら、移動先の住民に各種支払いサービスや住民票の出力、遺失物の紛失・盗難届等、約30の行政サービスを提供できるという。さらにドバイ警察本部とインタラクティブ通信し、犯罪や交通違反を検知・通報する前後方360°カメラシステム機能も搭載する予定。
このシステムで、
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- 速度違反や駐車違反を自動検出して通報すること
- ドバイ警察本部でSPS-AMV前後方360°ライブストリーミング映像のVR視聴すること
の2点を可能にし、ドバイ警察のパトロール業務の負担軽減につなげていく計画だとしている。
ほかにも「不審者・不審車両の検出」「火災判定」「交通量調査」「道路状況の監視」「砂塵嵐・砂嵐予測監視システム」といった機能拡充を検討している。
三笠製作所は、アラブ首長国連邦を中心に中東での生活安全の向上やQOLに寄与できるよう、SPS-AMVのさらなるアップデートに努めるとしている。
Manufacturing partner
- LED TOKYO株式会社
- R2
- 株式会社オズコーポレーション
- プラネックスコミュニケーションズ株式会社
- 株式会社大槇精機
- 株式会社4RE
- DOGOH
- 株式会社チームゼット