フランスのドローンメーカーDRONE VOLTが、VR(バーチャルリアリティ)コンテンツ制作に特化したドローンJANUS 360 by DRONE VOLTを発表した。映画、観光、広告、スポーツ、ゲーム、デザイン、建築、工事、不動産等、あらゆる産業で360度撮影された3Dコンテンツの需要が伸びている今、VRは大きな将来性を持って成長を続けている。
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JANUS 360はゲームや映画、広告からその他の産業のメディアコンテンツに向けてクライアントらがより簡単にクリエイティブかつ感動的な空撮コンテンツを作ることを可能にし、DRONE VOLTはこの発表をとても楽しみにしていた。
とDRONE VOLT USAのEVP Sales and MarketingのDan Roeは語っている。ゴールドマン・サックスリサーチによると、VR (Virtual Reality)及びAR(Augmented Reality)市場は2025年までに800億ドルに達する見込みである。この市場の需要に見合うように、DRONE VOLTのR&D部門は同社が持ち合わせている全ての技術をJANUS 360 by DRONE VOLTの開発に注ぎ込んでいる。同ドローンは、適切な映像処理を行えばバーチャルリアリティ再生システム、ゴーグル、またはヘルメットで利用可能な見事な空撮映像を撮影することができる。
ただし、JANUS 360は没入型3D体験を作り出す機能と引き換えに、価格が2万ドル(約218万4千円)となっている。同クアドコプターは、10個の4Kカメラが2つのヘッドに渡って搭載されており、撮影された静止画及び動画を処理すれば360度映像やバーチャルツアー等の3D体験を創りだすことができる。
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現在のDRONE VOLTの顧客の80%は音響または映像産業で構成されている。彼らにより革新的で未来的なソリューションを届けるために、バーチャルリアリティに特化した初めてのドローンとなるJANUS 360を開発した。2つのヘッドにそれぞれ5つのカメラが付いているため、見事な360度映像を可能にする。同製品の一つの強みは、プロペラやランディングギア等ドローンの一部が一切映像に映ることなく360度の空撮を行うことができる点にある。
とDRONE VOLT代表 Dimitri Batsisは言う。
JANUS 360の詳しい仕様は以下の通りである。