今後ソフトウェアが車を定義して行く”Software Defined Vehicle”の流れが加速して行く中で、デジタルネイティブのグローバル企業のプロダクトを作っているEPAMは、仮想化技術を使いながら安全性を確保するミッションクリティカルの部分とその他ディスプレイなどのアプリケーション部分を切り分けつつも一つのシステムで管理できるMixed Safetyのデモを展示していた。
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仮想化技術を使うとどのような利点があるのか聞いてみた。
ソフトウェアの世界では、Kubernetesという構成管理と自動化を促進できてコンテナ化されたワークロードやサービスを管理するためのオープンソースのプラットフォームがあるんですが、その考えを車の世界にも活かした形のものを今回提示しています。
現状市場にある車って全ての機能が一つに入っているので、アップデートしようとしてもパッケージが巨大になっていてなかなかできないんです。私たちの技術を使うと、コンテナ単位の小さな単位でアップデートできるので、非常に容易になるんです。
展示スペースは小さかったものの、概念的なコンセプト提示ではなく、すでにコンポーネントも制作されており、世界中の企業に起用されているEPAMの底力を見せつけていた。