車関係が多く展示されているLVCCウェストホールで、三菱電機がドローンのオペレーション管理プラットフォーム「AnyMile」を展示していた。
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AnyMileは、企業やフリートオペレーターがドローンを使って最大約250マイルの長距離の貨物配送をスケジュールし管理できる総合的ソリューション、ドローンベースの物流オペレーション管理プラットフォームだ。
昨今ドローンが進化しています。例えば大型化による能力向上があり中でも荷物運搬能力が上がってきています。ブースで展示しているこのドローンは、我々と業務提携している製造会社のものですが最大積載量は10kgとなっています。
しかし、ドローンは進化していますが、ビジネスが進化していない現状があり、我々はラストマイル配送サービスプロバイダーと連携し、ヘルスケア、製造、石油・ガスなどの業界向けにドア・ツー・ドアのインフラストラクチャーソリューションを構築していきます。
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と、担当者からコメントをもらった。
AnyMileプラットフォームは、企業が自社の貨物、ドローンフリート、インフラサービスをシームレスに管理できるようにするもので、特定の場所での貨物ピックアップのスケジュール設定、複数の目的地への配送追跡、ドローンのメンテナンス作業の管理、ライブ状況認識、顧客請求書の作成、燃料補給などのドローン向けサービスの予約などの日常業務タスクの実行などが可能となる。
例えば、あなたが10kgのものを近くの場所まで送りたいとしましょう。しかし、今待機しているドローンは大型でコストが高いものしかない、通常なら最適なサイズのドローンが準備できるまで待つことになりますよね。しかし、もしあなたが急いでる場合はどうなるでしょう?
AnyMileではいわゆるフリートマネジメント的に最適なドローンを提案することに合わせて、値段のオプションなどを提示し、あなたの緊急度に合わせたドローンを提案することが可能になります。またそれに合わせて離発着場所のコーディネートまで行い、業務を完遂します。
とのこと。
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また、ドローン保有者サイドからこのサービスを利用することも可能で、例えば保有している10機のドローンをAnyMileシステムと連携させることで、保有ドローンの稼働率を上げることができるようだ。また飛行ルートや飛行許可もAnyMileのプラットフォームから設定、取得が可能になるとのことで、担当者は以下のように話してくれた。
すごく大雑把に言ってみればドローンバージョンのUberとAirbnbみたいな感じです。
リリースによると、AnyMileの主要なソリューションパートナーには、Aerialoop、Elroy Air、EVA、IRIS Automation、One Sky、MightyFly、Tofoon、Velary、Volatus Aerospaceといった多くのドローン企業が含まれているので、今後の発展が楽しみである。