LVCCセントラルホールでドローン企業として存在感を出していたのがAUTELだ。今回AUTELはブース中央にeVTOLのドックステーションDragonfish Nestを展示。実際に機体が出し入れされるデモ展示となっていた。
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Dragonfish Nestは当然ながら自動離発着が可能なドックとなっており、バッテリー交換も機械的に行われる。庫内には複数本のバッテリーが保管できるようになっているようで連続したミッションも可能になるようだ。またこのNestと通信することでミッションのアップロードなどが迅速に行えるとのこと。
すでに中国では販売が開始されているが、FAAの承認に時間がかかることもあり、海外展開としてはまずは南米での販路拡大を模索することになりそうだと担当者は話してくれた。値段は$150,000を想定しているとのこと。
また、今回産業機として初披露されたEVO Max 4Tは全方向障害物回避機能とトライアンチ干渉機能(RFI/EMI/GPS)を備え、都市部など高干渉環境でも安全に飛行できる全天候型ドローンだ。
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山、森、建物などの複雑な環境を通る3D飛行経路を作成し、AI認識技術により人や車両、熱源などを自動で識別・追跡できるため、捜索救助、消防支援、マッピング、工業検査、土地測量などの現場で活躍するという。
Introducing EVO Max 4T
現時点では付属で8K 10倍光学ズーム、最大160倍に対応する望遠カメラ、1/1.28インチCMOS センサーを備えた広角カメラ、640×512ピクセルの高解像度赤外線カメラと3つの高品質カメラを搭載しているが、交換可能な機構となっているため、今後様々な業務に合わせたペイロードも発表して行くようだ。
また、複数台を利用してMeshを構成することでより広範囲なミッションを達成可能とのこと。