DJIは、ドローン「Mavic 3 Enterprise」の新ファームウェア・アップデートを公開した。DJI Mavic 3 Enterpriseドローンシリーズには、Mavic 3EとMavic 3T(Tはサーマル用)の2バージョンがある。今回リリースされたソフトウェアパッケージにより、Mavic 3E/3Tの機体ファームウェアはv05.02.05.06に、リモートコントローラのファームウェアはv02.00.03.03にアップデートできるようになった。
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同時に、DJI Pilot 2 AppとDJI Assistant 2もそれぞれv5.2.1.3、v2.1.6にアップデート可能になった。
DJI Mavic 3 Enterpriseの新しいファームウェアアップデートの内容は以下の通り。
- リモートコントローラーの確認ボタンをカスタマイズ可能なC3ボタンとして使用する機能を追加、この機能はDJI Pilot 2アプリでカスタマイズ可能
- フライトタスク機能の最適化
- フライトタスク中に機体が写真を撮影しているとき、誤ってタッチして飛行ルートに影響を与えることを避けるために、リモートコントローラのボタンやダイヤルは、写真やビデオの撮影、フォーカス、ズームの操作ができなくなった
- マッピングタスクで、ルートの安全性を向上させるため、安全離陸高度オプションのサポートを追加
- 修正された問題:航空機の降下速度が最大3m/sに制限されるようになった
- 修正された問題:マッピングタスクのフォトモードとしてDistance Interval Shotを使用した場合、フライトタスクの飛行速度が制限される不具合を修正
- Mavic 3Eに対応し、すべての写真フォーマットでPPKデータをデフォルトで保存するようにした
- IRカメラビューでサイドバイサイドビューが有効な場合、Mavic 3Tの温度を測定する機能を追加
- マッピング作業中にMavic 3TのライブビューをIRモードに切り替える機能を追加
- 赤外線サーマルカメラの損傷を防ぐため、Mavic 3T用に赤外線サーマルカメラセンサー燃焼保護機能を追加
- Mavic 3Tのウェイポイントフライト中に赤外線画像が不鮮明になる問題を修正
- Mavic 3Tの一部のシナリオでライブビューに電線が異常に表示される問題を修正