DHL社といえば、国際宅配便で御馴染みのドイツ企業。2013年に始まったDHL社の物資輸送のためのドローンプロジェクトは、いくつかの実証実験を経て、2016年、DHL Parcelcopter3.0を発表した。高山地域で使用するための研究プロジェクトの過程でアップグレードされ、ペイロードは、2kgまで増え、形状がクアッドコプタータイプからVTOL機(垂直離着陸機)に一新された。
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顧客が、荷物を届け、特別に開発されたPackstationから目的地のPackstationまで離発着を自動で行う。自立飛行だけではなくロジスティック面も自動化され、一気通貫で荷物は配送される。
我々DHL社は、ドローンの物流を提供する世界でも最初の企業でしょう。今回の3ヶ月に渡る完全自動化されたParcelcopterの実証実験で証明されました。更なる都市部の実証実験で完成度を高めます
とDHL社 Jürgen Gerdes氏はコメントした。どうやらサービスが開始されるのもそう遠くない日だろう。
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Photo: Andreas Heddergott
Parcelcopterが離発着するPackstation
Photo: Andreas Heddergott
■DHL Parcelcopterの変遷
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