ローカスブルー株式会社は、レーザースキャナー(LiDAR)など各種機器で取得した3D点群データをオンラインで高精度なクラス分類・解析が出来るソフト「ScanX」に新機能「樹木解析」を追加した。「樹木解析」機能を紹介するウェビナーを11月1日、9日、22日に開催する。
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ScanX「樹木解析」機能の特長
森林の点群データから樹木1本ずつのデータを自動出力
ドローンなど空撮によるLiDAR測量や写真測量で取得した森林の点群データをScanXにアップロードし、樹木解析ボタンを押すだけで、樹木1本ずつ抽出したデータを自動出力する。樹木の本数、XYZ座標、樹高などを自動算出し、CSVデータなどでダウンロードできる。
ScanX「樹木解析」により1本ずつ色分けされた点群データ
「樹木解析」で抽出したデータをCSVで出力した例
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点群データに建物と森林が混在していても樹木のみ抽出
取得した点群データに樹木以外の人工構造物が含まれている場合でも、ScanXの自動分類で人工構造物と樹木を分けられるため、樹木の点群データに対してのみ樹木解析ができる。
森林の点群データが複数あっても並列処理のため、作業時間削減
複数の森林点群データも並列処理で解析が可能。1つの点群データ解析処理が終わるのを待って次のデータをアップロードする必要がないため、点群処理の作業時間を削減できる。
ScanXで自動分類した点群データ[緑:植生 オレンジ:人工構造物]
「樹木解析」により樹木1本ずつに色分けされた点群データ
ScanX「樹木解析」機能紹介ウェビナー開催
樹木解析機能の詳細を紹介するオンライン説明会をZoomにて実施する。説明会内で無料体験アカウントも発行する。
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- 日時:
2022年11月1日(火)16:00~16:45
2022年11月9日(水)16:00~16:45
2022年11月22日(火)16:00~16:45
※各回同内容 - 内容:
クラウド3D点群処理ソフト「ScanX」の特徴
「樹木解析」機能の特徴、使い方、実例
「ScanX」無料体験アカウント発行
質疑応答 - 参加料:無料
- 参加申し込み:フォームから申し込む
深層学習を用いた、より高度な点群分類機能もベータ版で提供開始
ScanXはこれまで高度な3D点群処理技術を用いた分類を行ってきたが、新たに深層学習を用いた高度な分類機能も加わった。電線や電柱、自動車や歩行者も分類も可能になった。
ScanXで自動分類した都市部の点群データ[ピンク:電線・電柱、水色:自動車・歩行者、オレンジ:人工構造物](有限会社トータルネットワークサービス提供)