株式会社博報堂プロダクツは、2022年10月25日に徳島県那賀町と、移住定住促進、関係人口増加及び町内のデジタルを活用した農業・林業その他産業の活性化や地域課題の解決を図るため、地域活性化包括連携協定を締結した。
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徳島県の南部に位置し、名瀑や樹氷など神々しい自然が身近にある那賀町。「徳島県版ドローン特区」に認定されており、役場には全国的にも珍しい専門部署「ドローン推進室」が設置され、「日本一ドローンが飛ぶまち」をめざす町づくりも行っている。
「那賀町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の目標のひとつに人口減少の克服が掲げられているが、博報堂プロダクツと那賀町はこの地域活性化包括連携をもとに、総合的な観点から課題解決に向けて取り組むとしている。
那賀町との地域活性化包括連携協定に基づく主な取り組み事項
豊かな自然や充実した子育て環境、テレワークに適した労働環境を訴求し、子育て世代やまちづくり・従業員のwell-being向上をめざす会社等に移住・移転・オフィス開設を訴求していく。医療福祉対策を含む健康寿命増進のための仕組みづくりにも取り組む。
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林業や農業等の地元産業のリブランディングとコミュニケーション施策により、若者が地元産業に携わりたくなる施策を提案。持続的な資源(木材等)確保と環境危機対策を前面に訴求し、企業版ふるさと納税も含めた仕組み作りを行うことで産業振興に貢献する。
自治体DXの潮流に沿って、デジタルテクノロジーを活用しながら、より便利で快適な住民サービスを形成する。
ドローン特区認定、豊かな自然、地元産業の魅力などを生活者目線で再発見し、那賀町全体のタウンブランディングを行う。情報を県内外に発信し続けることで、那賀町のファンを増加させ、関係人口・交流人口を増やす。
※協議・検討中の事項を含む
また官民連携の「那賀町みらい創造プロジェクト」も発足。持続的に発展できる町の在り様を計画的に描き出し、デジタルテクノロジーを活用しつつ、豊かな自然を活かした理想的な町づくりを推進していく。