パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下:パーソルP&T)は、消防防災分野におけるドローンの社会実装に向けた取り組みとして、総務省消防庁から令和4年度「消防防災科学技術研究推進制度」を受託した。
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パーソルP&Tは、昨年度から国立研究開発法人防災科学技術研究所と提携し、ドローンやWeb-GIS(地理情報システム)を活用した災害対応ドローンソリューション「GEORIS」の研究・開発を行っている。今年度はGEORISの活用フェーズとして4段階目にあたる、基盤的防災情報流通ネットワークである「SIP4D」との連携機能を開発することで、災害現場でドローンが撮影した画像データ等の情報を瞬時に自動集約し、利用しやすい形で情報を作成、迅速に提供するという。
背景
総務省消防庁は、「科学技術・イノベーション基本計画」に基づき、ICTを活用した装備や情報システムの開発・改良を進めている。災害現場において、複数拠点から断続的に上げられる活動進捗をデジタルに集約し、限られた人的リソースの中で活動効率を高めていくためには、ドローンとWeb-GISといったICTの活用が不可欠である。
実施内容
「GEORIS」による運航スキルと科学的知識を活用することで、Web-GISに蓄積した情報の総合的な解釈及び判断と、それらを活用した現場活動の意思決定を実践
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同社は、災害現場の課題解決に向け、限られたリソースの中で情報収集・活用を効率化することで、災害時の判断の一助となれるよう、最適な災害対応の実現を目指すとしている。