ブルーイノベーション株式会社と英Urban-Air Port社は、空飛ぶクルマの離発着場(以下:バーティポート)の早期実用化に向け、バーティポートの共同開発及び国内での実証実験を行うことに合意する覚書を締結した。
- Advertisement -
本提携では、ブルーイノベーションが研究開発したポートの稼働状況や離発着時の安全確認などを管理する「ポート情報管理システム」(Vertiport Information System、以下:VIS)と、Urban-Air Port社の空飛ぶクルマ用の離発着場を連動させることで、ドローンの安全な離着陸を実現する。日本国内での実証実験を通して、空飛ぶクルマの社会実装を見据え、グローバル展開を視野に入れた事業の検討を進めていくという。
各社のコメント
ブルーイノベーション 代表取締役社長CEO 熊田貴之氏
空飛ぶクルマやドローンを社会実装するためには、ポート自体の稼働状況の監視や管理はもちろん、飛行・運航状況や離着陸時の安全を確認するが必要不可欠です。私たちブルーイノベーションは、これまでにもポートのVISを国内外のポートメーカーに提供してきました。本提携もその一環であり、一日でも早い空飛ぶクルマの実用化に向け取り組んでいきます。
Urban-Air Port CFO Adrian Zanelli氏
アーバンエアポートは、日本を非常に重要な市場と位置付けています。その日本で、ブルーイノベーションと私たちのプラットフォームを融合させ、共に開発を進めるために、私たちはクラス最高の技術とプラットフォームを提供します。今回の協業により、日本そして世界に向けたAAM(Advanced Air Mobility、次世代空モビリティ)エコシステムが構築できることを楽しみにしています。