国防総省のHeidi Shyu氏登壇
2日目のキーノートには、国防総省で最新テクノロジーのリサーチとその組み込みなどを長年担当してきたHeidi Shyu氏が登壇し、これまでどのように軍が技術を取り入れそれを運用してきたかを紐解いていた。Shyu氏は以下のように語っていた。
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この25年間、無人機は大きく発展してきました。グローバルホークやプレデターのような無人機を起用したことによって、国防総省はもっとロボットを活用して、生身の人間が危険なミッションを遂行しなくて済むようにできないかと考え始めました。
これまで軍事技術が民間に流れていくという流れでしたが、例えばSkydioやZiplineのように民間で開発された技術が軍に起用されるということが起きています。これからも民間企業から派生した技術を積極的に取り入れていきたいと思います。
トークパネル前、犬型ロボットの映像で盛り上がる
その後、Boston DynamicsのTim Dykstra氏とIBMのKay Murphy氏のトークに移るのだが、登壇時に流されたローリングストーンズのミック・ジャガーの動きを真似て踊る犬型ロボットSPOTの映像で会場は大盛り上がり。
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トークパネルでは、いかにデータを集めるだけでなくそれを使えるものにしていくことが重要かが語られ、また実用に際しては、様々な関係部署が一緒になって新技術の導入優先順位を決めることも重要だと話されていた。
"Spot Me Up”|The Rolling Stones & Boston Dynamics