Leicaは、世界初のLiDAR完全統合型ドローンBLK2FLYを発表した。BLK2FLYは折りたたみ式で2.6kgで軽量小型だ。世界初のLiDARが本体に実装されたドローンとなる。
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高度な障害物回避機能を備えた自律飛行型レーザースキャナーで、空から簡単にキャプチャー可能になる。同社の製品BLK2GOハンドスキャナーがドローンに実装されたと言っても良いだろう。
飛行中に建物の外観や構造物、環境などをスキャンする。BLK2FLYは、カラー化された3D点群をボリュメトリックキャプチャーし、3Dモデル、図面、ビジュアライゼーションを実現する。屋上やファサードなどタブレットを数回タップするだけで、建物の外観の特徴や寸法を自律的に大型機では不可能だったアクセスできない場所をキャプチャする。
BLK2FLYに搭載された密閉型のフルドームレーザースキャナーは、全方向の3D点群をキャプチャする。またGrandSLAMテクノロジーがさらに進化した。LiDAR SLAM、Visual SLAM、レーダー、GNSSを組み合わせた高度なセンサー群の混合技術により、正確で完全なリアリティキャプチャを実現し、安全かつ正確に自律飛行が可能になった。
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バッテリーに関しては、ホットスワップバッテリーシステムにより、飛行を続けることができます。スキャン中にバッテリー残量が少なくなった場合などは、あなたのところに戻ってきて新しいバッテリーを交換し、その後ミッションを続行する。
BLK2FLYは、2021年10月28日に初回出荷予定だ。軽量小型とくれば気に価格はまた未定である。9月22日にドイツ・ハノーバで開催されるINTERGEO 2021では、「Leica BLK Autonomy Day」で詳細が発表される予定だ。