いよいよ日本でもParrot Bebop2の販売が決まったようだ。3月1日都内でプレスカンファレンスが開催され、Parrot社JPAC地区バイス・プレジデントクリス・ロバーツ氏が登壇した。クリス氏は以前インタビューにも応じてくれたParrtotではお馴染みの人物だ。
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Bebop2は、全く新しい設計で制作されたものです。全く別のものと言える新製品です。
と述べた。その通り見た目はBebopと変わらないが、幾つかの機能が新たに実装されている。
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強力なLEDリアライト>
遠くからでもよく見える、強力なLEDリアライト
バッテリー継続時間がさらに延長>
2700 mAhのバッテリーで飛行継続時間が25分に
機体強化>
強化されたシングルアームによる頑丈でフレキシブルな中央本体
フレキシブルプロペラ>
安全性を重視したデザイン: 衝撃時にロックがかかるフレキシブルプロペラ
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撮影に関しては、新しい魚眼レンズが搭載され、14メガピクセル、1080pの魚眼レンズで180度の視野角の写真や映像を撮影することができる。8Gbのストレージに記録され、そのままAdobe Photoshop Lightroomで編集が可能だ。
さて飛行時間が大きく伸びたことが今回の売りでもあるが、プロペラガードが無くなったことが一番大きな変化ではないだろうか?直径約14cmだった3枚刃のプロペラは、Bebop2では、約15cmに伸びている。非常に商品としての完成度が高い。Bebop1では、どうしても造りが貧弱な印象だったが今回は、大きくなったバッテリーのサイズに起因する。
バッテリーが大きくなった分、飛行のために必要となるパワーも増えた。重量も増え500gとなった。しかしこの結果、Bebop2は時速約60kmで飛行することができるようになり、前回の時速約39kmと比較すると大幅に速くなっている。Parrot社曰く、重量とパワーが増えたことによって強風の中でも安定して飛行することができるようになったそうだ。
今回はさらにWi-Fiの通信距離を最大2Kmまで拡張してくれるSky controller Black editionも発表。
そんなBebop2は、3月下旬国内発売される。Bebop2本体希望小売価格は67,500円(税抜)、Bebop2、Sky controller Black editionセット102,500円(税抜)となっている。