JALの業務提携や、三井住友海上火災保険が出資しているeVtolメーカであるーVolocopterが、新コンセプト機体「VoloConnect」を発表した。4人乗り、巡航速度180km、最高速度250km、航続距離100kmを誇るエアモビリティーになる。
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2人乗りの航続距離35kmの都市内交通用VoloCityと今回発表された通勤目的とした「VoloConnect」とは、コンセプトが大きく異なる。「VoloConnect」は、ヘリコプターと小型航空機の要素を組み合わせたハイブリッド型デザイン。機体は6つのプロペラで上昇し、機体の両側にある2つのファンで前進する。VolocopterのCEOであるFlorian Reuter氏は、以下のようにコメントしている。
今回発表したVoloConnectは、世界中の都市に手頃な価格で効率的かつ持続可能なエアモビリティの世界を提供するという私たちの使命を形にしたものです。私たちはこれまでに培ってきた長年の経験と最先端の技術が、今後のドローンタクシーの未来を開拓していくことを確信しています。
なお、「VoloConnect」は数年での認証取得を目指しているという。Volocopter社は、世界で最も高い安全基準を持つ航空機認証機関である欧州連合航空安全局(EASA)の設計機関承認を取得した最初で唯一のeVTOL企業です。シンガポール、パリ、ドバイなどの都市との関係を活かして世界に広げていきたいという。