デジタルハリウッド株式会社は、2015年に開校した「Digital Hollywood Robotics Academy」(デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー)において、今年で6回目となる「Drone Movie Contest 2021」を開催する。応募締め切りは2021年5月16日まで。
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同コンテストは、ドローンで撮影した映像作品を対象としたもので、「Japan Drone 2021」の企画の一つとして開催されている。各方面からドローンの映像作品を募り、映像の新しい可能性を示すことを目指しているという。
ドローンは毎年進化を重ね、機体は軽量かつコンパクトになり飛行安定性も向上、さらにはカメラの機能は向上し、気軽に綺麗な映像が撮影できる。しかし、ドローンによる事故が未だ絶えないのも事実で、同コンテストではドローンが社会的な価値を発揮していくために、ドローンの魅力が詰まった映像を集め公開する事で、ドローンのポジティブな事例を増やしていく事を目的としている。
Drone Movie Contest 2020グランプリ・審査員特別賞受賞
Drone Movie Contest 2020審査員特別賞受賞
Drone Movie Contest 2020審査員特別賞受賞
同コンテストのポイントは三点。一点目は、安全運航体制で、航空法や電波法、道路交通法、各種ガイドラインなど国内の法制度を守ったうえで、安全に飛行させた状態での撮影が必要になる。海外で撮影された映像の場合は、現地の法制度に基づいて撮影が行われている必要がある。危険な撮影が行われた場合は、審査の対象外となる。また、映像作品として著作権や肖像権が順守されている事、撮影地の許諾が取れていることが前提となる。
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二点目は、ジャンルは問わないということ。審査のために、映像は3分以内で、映像の50%以上をドローンで撮影すること、という基準は設けるが、応募者の自由な発想を促すために、ジャンルは設定していないという。
三点目は、ドローン業界の第一線で活躍している人を中心に審査を行うこと。毎年審査員にはドローンに関する有識者の他、映像分野における専門家、日頃ドローンの情報を発信しているメディア関係者等、様々な視点から審査出来るよう審査員を選定している。映像作品としての美しさはもちろん、カット割りやストーリー性、演出面も含め総合的に審査する。同コンテストの応募要項は以下の通り。
審査対象:
- ドローンで空撮をした3分以内の動画作品
- 作品時間の50%以上をドローンで撮影している
審査基準:
- JUIDAの安全ガイドラインを満たした撮影を行っている
- 映像作品としての芸術性や、技術的な先進性などを審査ポイントとする。作品のジャンルは問わない。差別的な表現や、危険な撮影手法などがある作品は審査の対象外とする
- 映像作品として著作権や肖像権が順守されている。また撮影地の許可をとって撮影している
審査プロセス:
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- 作品投稿(2021年3月~5月16日)
YouTube等の動画投稿サービスに作品を投稿(パスワード設定または限定公開設定)
ウェブサイトの応募フォームにURLとともに連絡先などを記載して応募 - 予備審査(2021年5月下旬)
審査基準を満たしているか事務局で予備審査を実施 - 作品審査会(2021年6月上旬)
審査員がファイナリスト作品を選定 - ファイナリスト発表(2021年6月中旬)
上位作品(7作品前後)をファイナリスト作品としてウェブサイトで発表 - 授賞式(2021年6月14日~16日)
Japan Drone 2021の特設ステージで入賞者を発表