昨年紹介したラトガース大学の水空両用ドローンにつづいてオークランド大学もルーンコプターを開発した。ルーンコプターは空を飛び、ボートのように水上に浮かび、潜水艦のように水中探索ができる器用なドローンだ。水中に潜る時は、オペレーターがスイッチを押すと揚力室に水が入り、潜水していく仕組みになっている。潜水時はそのままの体勢で沈むわけではなく、くるりと反転して向きを変える。実際に動画でご覧いただくとその様子が明確に理解できるだろう。
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そしてプロペラをスクリューのように回転させながら動力を得て、水中を移動する。逆の方向にターンしたり、下降・上昇することも可能だ。そして何より優れている点は、ビデオを記録したりデータ収集ができる点だ。
再び上昇したい時は、揚力室から水を排出して揚力を取り戻して水上に浮かび上がり、離陸体勢をとる。
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さらに詳しい情報はオークランド大学のEmbedded Systems Research Laboratory公式Webサイトから見ることができる。
そしてつい先日ドバイで首相主催で開催されたUAE Drones for Good Award で一億円を獲得したばかりで、その性能も折り紙付きだ。