3DR社は、CES2016会場にはブースを出していなかったが、各協力会社のブースにて展示協力していた。そこでもCES2016での発表が幾つかあったので取り上げてみたい。そう3DRのSoloが進化して帰って来た。発売以来、Soloは新しい特徴を持ってドローンユーザーたちや映画関係者を驚きと感動を与えてきた。今回の最新のソフトウェアのリリースも大きな反響をもたらしそうだ。そして、Soloをより素晴らしいSoloへと変えてくれるはずだ。
- Advertisement -
3DR社は素晴らしいUXを届けること、すぐにユーザーの役に立つこと、望み通りの正確な撮影ができることに努力を重ねてきた。今回リリースされた新しいスマートショット機能(MULTIPOINT CABLE CAMとFOLLOW WITH FREE LOOK)は既存のスマートショットの価値をさらに高めてくれそうだ。この新しいソフトウェアは今春、Soloユーザーたちの元に届けられる予定。新な機能について一つずつ説明していこう。
MULTIPOINT CABLE CAM
マルチポイント・ケーブルカムは既存のケーブルカムのデザインを元にしている。マルチポイント・ケーブルカムを使えば、好きな地点でいくらでもケーブルショットを行うことができる。複数の地点からキーフレームを選択すると、自動的にSoloは下の写真にあるような細いカーブをそれぞれのキーフレームの間に加えて、撮影を行う。誰でも洗練された、プロのようなビデオが撮影可能というわけだ。
- Advertisement -
FOLLOW WITH FREE LOOK
3DR社は初めて“follow me” (追尾型)ドローンを開発した企業である。新しいFree Lookは追尾をインタラクティブな撮影経験へと変えてくれる。どこに対象が動こうとも、Soloは対象を追いかけ、カメラを対象に向け続けてくれるのだ。もちろん、マニュアル動作でカメラを別の対象に向けることもできる。
UPDATED SAFETY FEATURES
新しいソフトウェアには空域の安全領域情報も含まれている。3DR社は空域情報の会社(AirMap.io)とのコラボレーションを発表した初めてのドローン企業だ。これにより、Soloのアプリを使ってリアルタイムでどこを飛行しているかという情報が引き出せるようになった。そして、3DR社は新たな教育ソフトウェアツール、Soloフライトシミュレーターアプリをリリースしている。このアプリはコントローラーとつなぎ、スクリーンに擬似的な飛行空間を作り出し、スティックを操作することで、まるでSoloを使って飛行してカメラを動かしているような体験ができる。また、実際にSoloに繋ぐ必要はなく、必要なものはアプリとコントローラーだけで、どこでも練習できる。
SOLO ACCESSORIES
- Advertisement -
Soloプラットフォームはハードウェアの方面にも力を入れている。その中にKodakの360度バーチャルリアリティカメラや、他にもFiilexのエアリアルライト、Backboneから新しいリブケージのGoProやカメラキットなどがラインナップとしてある。
CES2016の別会場で開催されたUnveiledでは、Kodak SP 360-4Kを実装したSoloの展示があった