スイスのRinspeed社は、CES2016(コンシューマ・エレクトロニクス展示会)にて、ドローンとドッキングした自動運転車「etos」を発表した。このRinspeed社が来年ネバダ州ラスベガスで開かれるCES2016にて初海外での発表を行った。2016年に公開される「etos」は、Rinspeed社が作製した自動運転車の進化形である。自動運転中は、ハンドル自体を折りたたんでダッシュボードの中に収納してしまう。
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また、自動モードの一部として、運転席と助手席両方の湾曲ワイドスクリーンを近づかせ、装着することで一つのセンターピースとし、エンターテインメントシステムを作り上げている。このシステムデザインはHarman社が担当した。
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車内インテリアは、自動運転中のUIを含めまさしくIoTがなせる仕上がりである。最もその興味をひきつける特徴は外観にある。Etosは、ドローン離着陸ポートを有しており、ドローンの離着陸が可能だ。ドローンはハイテクな個人アシスタントとなる。Etosが自動運転中に、ドローンは他のタスク、たとえば忘れ物を拾ってあなたの元へ届けるなど、まさに個人アシスタントとして稼働する。さらに、ドローンがあなたの運転を様々な角度・観点から録画し、配信することもできる。
etosに盛り込まれたコンセプト、サイドミラーレス、自動運転、ドローン、IoTと今年のCESのテーマが詰まったようなコンセプトカーである。早く実際に乗車して楽しみたい物である。