FAAの発表により、12月21日よりドローンの登録が必要となった。今後ドローンを自由にとばすためには…?ドローン、それはもう未来の秘密道具ではなくなった。私たちはドローンで空撮もできる。上空から様々な情報を発信・受信することもできる。下手をすれば軽く国境だって超えてしまう。2015年12月14日午前、米国連邦航空局は約200gから25kgの間の重さのドローンを所持するには全て登録が必要となることが発表され、12月21日から施行されている。それに加え、ルールとしては空港から8キロ以内、そして空中の高さ約120メートル以上はドローンを飛ばしてはいけないことになっている。いずれにしろ各国で然るべき手順を踏まなければならない。
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しかし、これらの規制がなされるなか、ドローンを扱う人たちが安全に、許可を得た場所へ機材を着地させることができるように、史上初のドローン空港、「ドローンポート」がネバダに建設中であることが、AerodromeからIDEで発表された。これまでも確かに飛行試験場は世界各地に誕生してきているが、空港と位置付けは初めてになるという。
この史上初のドローン空港は、2500もの認可済ドローンを扱う米国企業または趣味としてドローンを扱う個人を対象に機材の扱い方、ルールなどを学ぶ機会のために設けられた。このドローン空港はFAA認可済のドローンを飛ばしても良いエリア6つのうちの貴重な1つでもある。更に今後もう1か所、医療面や途上国への物資の配達のために活用されるためのドローン空港がルワンダに設置される予定だ。これは以前こちら([小林啓倫のドローン最前線]Vol.02 世界初のドローン専用空港、ルワンダに建設予定)でも紹介している。